ホームべーカリーでパンを作ることに興味をもって、時々パンを焼いてます。使っているのは、siroca(シロカ)のSHB-512。
今まではずっと「食パンコース」でパン作り。材料を入れた後は何もしなくていいのでとても便利。でも、できあがりまで4時間は長い…。そこで約3時間でできる「早焼きパンコース」で食パンを初めて作ってみました。
試してみる前は、「通常の食パンコースと同じようにパンができるの?」「時間を短縮してうまく膨らむの?」と心配しましたが、思いのほかおいしくできました。
初めて早焼きパンを作って食べた感想やメリット・デメリットです。
レシピ
最初なのでシロカのレシピ通りに作成。バターのみ持ち合わせが少なかったため10グラム。
材料(1斤)
早焼きパンを食べての感想
焼き色を「ふつう」に設定したため、2時間53分で完成。「食パンコース」とは出来上がりまで1時間ほど違うのでだいぶ早く焼きあがりました。
見た感じ、「食パンコース」より丸く、コロっとしてます。
高さは約11センチ。いつも作っている「食パンモード」では上に凹凸があって膨らみますが、「早焼きパンコース」は均等に膨らんでます。
食べての感想。
耳はちょっとかため。中身はふんわりしっとりとして、もっちり。「食パンコース」と変わらずおいしい!早焼きだから味が落ちるということは全くない。むしろ味が濃縮しているようで、「早焼きパンコース」の方がおいしい。
早くできるし、均等に膨らむし、自分的には早焼きのほうが好きです。
驚いたのが、日が経っても柔らかいこと。さすがに焼きたてというわけではないですが、翌々日に食べても中身は柔らかさがキープされています。
「食パンコース」の時は常温で2,3日すぎると固くなってパサつきますが、今回の早焼きでは柔らかいまま。
まぁこれは、今まで「食パンコース」でパンを作っていたときよりも春になってパン製造中の温度も保管温度も上がっているので、単純にホームべーカリーのメニューの違いとは限りませんね。
早焼きパンコースのメリット・デメリット
「早焼きパンコース」でパンを作ってまだ1回目ですが、感じたメリットとデメリットです。
メリット
- 早くパンが焼きあがる。
- コロッとしてかわいい見た目になる
- 日にちが経っても柔らかさ保たれる(メニューの違いではなく春になって気温が上がっているだけかもしれない)
一番は、やっぱりパンが早く完成することです。「食パンコース」より1時間ほど早くパンが焼きあがるのは大きい。
デメリット
「早焼きパンコース」のデメリットは、材料が余分にかかること。
パン完成までの工程を短くする代わりに、材料を多くしてごまかしているっとこと?
ホームベーカリーくんがパンを早く作ってくれる代わりに、いつもより材料を多めに差し出した気分です。
まとめ
「食パンコース」よりも材料を多く必要とする「早焼きパンコース」ですが、味や食感、膨らみ具合は全く落ちることがなく、おいしく焼きあがりました。
完成までの時間が1時間ほど短くなって、美味しいパンができたのは新たな発見です。
でも、今回うまくいったのはただ単に気温が暖かかったということも考えられます。
次回以降、「早焼きパンコース」で継続しておいしいパンができるか、材料が「食パンコース」と同じ量でも同じように膨らみ美味しいパンが出来上がるのか、試してみたいところです。