まめたつブログ

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【ホームベーカリー】余ったりんごで食パン。りんご煮を使うがおすすめ!

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自宅に季節外れのりんごがあったので、ホームベーカリーのパン作りに使えないかと考え、

実際にりんごを使った食パンを作ってみました。

りんごの使い方としては、以下の3つを試してみました。

①生の角切りのりんごを具入れブザー(ミックスコール)で投入 

②りんごをすりおろして水の代わりに使う 

③りんご煮を作って具入れブザー(ミックスコール)で投入

結論を言うと、③りんご煮を使った食パンが一番おいしかったです。

作り方、食べてみての感想を紹介します。

 

生の角切りのりんごを具入れブザー(ミックスコール)で投入

まずは、生のりんごを約1cmの角切りにして、具入れブザー(他のメーカでは、ミックスコールともいわれているようです)が鳴るタイミングで投入してみました。


【分量(1斤)】
強力粉・・・250g
水・・・175g
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
りんご・・・100g

※油脂についてはりんごの味を確かめたかったので、今回はショートニング使用。以下同じです。

りんごの皮はむくのが面倒だったので、皮つきのまま使いました。

 

どんなパンになる?

完成したパンがこちらです。

少しへこんでしまいました…。

具入れブザーで生のりんごを投入したら生地がべちゃついたので、りんごに含まれる水分で生地が柔らかくなりすぎて、最終的にパンがへこんでしまったのだと思います。

 

カットした断面を見ると、りんごが見えます。

はじめて作ったりんご食パン、味の方は?

では、いただきます!

食べてみると、

味については、甘みが弱く、りんごの味もほんのり感じる程度です。使うりんごによって異なるかもしれません。

食感については、りんご感が物足りないです。

具入れブザーで投入した生の角切りりんごは、その後のこねで砕けてしまい、あまり食感は残りませんでした

所々にしゃりっとする程度です。

皮についはほとんど気になりません。たまにしゃきっとしていいアクセント。

生のりんごを角切りにして、途中で投入する方法でりんご食パンをつくってみたら、りんごの味も食感も物足りないパンでした。

りんごをすりおろして水のかわりに使う

りんごを途中から投入してもどうせ潰れてしまうなら、と考え、今度は初めからすりおろして水の代わりに使ってみました。

【分量(1斤)】

強力粉・・・250g
すりおろしりんご・・・215g
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g

 

使う水分量については、以下のようにしました。

りんごの水分は皮あり状態で約83%のようです。

必要な水分は180gなので、180g÷83%=216gとして、
切りのいいところで215gのすりおろしりんごを使いました。


皮をむくのが面倒だったので皮ごとすりおろしましたが、意外と皮がすりおろしにくく、皮つきのすりおろしも手間がかかりました。

さらに茶色くなってしまいました…。

 

作り方は、

すりおろしたりんごを水の代わりにケースにセットして、

あとは強力粉など他の材料をいれて、スタートボタンを押し完成を待ちます。

 

完成したリンゴ食パンです。

ボリュームがなく、一部のふくらみが強く、いびつな形のパンになってしまいました。

作っている途中に生地の固さを感じたので、水分が少なかったか、リンゴの果肉や皮が生地のつながりを邪魔したのか、だと思います。

 

食べてみると、食感はふんわりさが弱く、固めのモチっとした食感です。個人的にはイマイチな食感。

味は、はじめに作った生の角切りりんごの食パンよりりんご味がアップしました。確かにりんごの味が感じられます。

「りんごの味!」というほど強い味ではないですが、ほどよく甘酸っぱいりんごの味がして個人的にはおいしい味加減です。

使うりんごによって、味は変わると思います。

皮はほとんど感じなく、気になりません。でもパンに皮が残るので見た目はよくないですね。

水の代わりにすりおろしたりんごを使ってみて、すりおろすのは面倒でしたが、りんごの味はアップしました。食感は固めでイマイチです。

りんご煮を作って具入れブザー(ミックスコール)で投入

これまでは生のりんごを使ったので、今度はあらかじめりんごを煮て、りんご食パンを作ってみました。

個人的にはこれが一番期待していたのですが、料理をしない自分にとってはりんごを煮るなんてけっこう面倒くさい・・・。

でも、どんなパンになるのか興味があったので、作ってみました。

 

まずは、りんご煮を作ります。

作り方は、webにあるレシピを参考にさせてもらいました。

【分量】
・リンゴ・・・2個(皮をむいた後で224g)
・砂糖・・・67g(皮をむいた後のりんごの30%)
・水・・・小さじ2

※水については、りんごが乾燥気味のせいかなかなか水分が出なかったので、小さじ2を入れてみましたが、できあがりが水っぽくなったので入れなくてもよかったのかもしれません。

【作り方】

1.りんごは皮をむき種を取り、1cm~2cmの角切りに切ります。

ごろっとしたりんごの食感にしたかったのと、煮たりHBでこねたりすると小さくなると思ったのでこの大きさにしてみました。

2.鍋にリンゴ、砂糖、水を入れます。

乾燥気味のりんごで焦げ付くのが嫌だったので水を入れましたが、思いのほか水っぽくなったので入れなくてもよかったのかもしれません。

3.火にかけ弱火で、水分が飛ぶまで煮詰めます。今回はだいたい12~13分煮ました。

4.完成。

 

続いて完成したりんご煮を使って、ホームベーカリーでりんご食パンを作ります。

【分量(1斤)】

強力粉・・・250g
水・・・175g
砂糖・・・20g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
りんご煮・・・100g

※りんご煮は熱いままでは過発酵になってしまうので、しっかりさましてください。

 

【作り方】

1.まずは普段通りに食パンを作ります

2.具材入れブザー(ミックスコール)がなったら、作っておいたりんご煮(さめた状態)を投入します。

 

完成したパンです

ちょっと上の方が平ら気味になってしまいましたが、まずまず膨らんでくれました。

平ら気味になった原因は、りんご煮が水っぽかったことで生地が緩くなったか、りんご煮100gでは多すぎて生地がしっかりできなかったか、水が多かったか、だと思います。

カットしてみると、りんごがあるところと、

あまりないところがあります。


食べてみると、

甘くて、りんごがある所からはしっかりりんごの味。りんごのない所はほんのりとりんごの味がします。

食感はふんわりして、モチっと感、しっとり感があっておいしいパンです。

甘いので菓子パン、おやつにあいます。

手間はかかかりますが、今回試した3つの中では、りんご煮を使った食パンがいちばんおいしいです。甘さとリンゴの味がうまくマッチしてます。

ただ、りんごのごろっとした食感があまりないのが残念。そこは改善点に思います。

トーストして食べてみました。

甘くて、アップルパイのような焼きリンゴのお菓子の風味がほんのりあって、おいしいです。

りんごの風味に香ばしさ、サクッした食感、温かさが加わって、そのままとはまた違ったおいしいさがあります。トーストもおすすめです。

まとめ

余っていたりんごを使ってホームベーカリーでりんご食パンを作ってみました。

  1. 生の角切りりんごを具入れブザー(ミックスコール)で投入 
  2. すりおろしりんごを水のかわりに使う 
  3. りんご煮を作って具入れブザー(ミックスコール)で投入

上記の3つをを試してみましたが、個人的にはりんご煮食パンがりんごの風味と甘さを感じられ、一番おいしかったです。

料理の知識がある方はもっとおいしくできると思います。ぜひ作ってみてください。