まめたつブログ

ブルーベリー栽培、ホームベーカリーなど趣味について記録するブログです

【ホームベーカリー】熟したバナナでバナナ食パンを作り!1本や2本、牛乳を入れて試してみました

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自宅に熟したバナナがあったので、ホームベーカリーを使ってバナナ食パンを作ってみました。

バナナを1本や2本、牛乳を使ってみたり、数パターンを試してみたので、実際にバナナ食パンを作ってみて、どんなパンになったのか感想を紹介します。

【バナナ1本+水】バナナの味はほんのり、思ったより薄い

まずは、自分が普段作っている食パンの分量にバナナ1本を入れてみました。

【分量(1斤)】

強力粉・・・250g
水・・・113g
砂糖・・・18g
バターなどの固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
バナナ(皮むいた後)・・・90g(1本)

 

※油脂についてはバナナの味を確かめたかったので、今回はショートニングを使用。以下同じです。


水の量ですが、バナナは約75%が水分のようなのです。

そのままでは水の量が多くなるので、バナナの水分量だけ水から差し引きました。

バナナの約75%が水分なので、使ったバナナ90g×75%=67.5gを必要な水分量180gから引きました。

180g-67.5g=112.5g→113g


試した作り方です。

1.バナナの皮をむき4つほどに割ってケースに入れます。

2.バナナの上に、水→強力粉→砂糖・塩・油脂→最後にドライイーストをいれます。

 

3.ホームベーカリーにケースをセット、スタートボタンを押して、あとは焼き上がりを待つだけです。 

今回は「食パンコース」焼き色「うすい」で作りました。


ちなみに使ったバナナの状態です。

このうちの1本を使ったのですが、柔らかすぎかな?と感じました。皮をむくと1本90gでした。

できたバナナ食パンです。

ふっくら膨らみ、ボリュームは普通です。とくに膨らんだとか膨らまないとかはないです。

焼き色はやや濃くなった印象です。

カットした断面は、やや茶色みがかった薄黄緑色。

肝心な味の方ですが、

食べてみると、程よく甘さがあって、ほんのりバナナの味。思ったよりはバナナの味は強く出てません。

使うバナナの状態によるのかもしれません。

食感は、ふんわりしてやわらかく、少しもちっとした食感です。

 

使うバナナの状態によるのかもしれませんが、バナナ1本(90g)では思ったよりバナナの味はしませんでした。

【バナナ2本+水】バナナの味、甘みがアップ!

バナナ1本だけでは、もう少しバナナの味が欲しいと感じたので、今度はバナナ2本で作ってみました。

【分量(1斤)】

強力粉・・・250g
水・・・35g
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
バナナ(皮むいた後)・・・180g(2本)


作り方は上記のバナナ1本のときと同じです。

1.カットしたバナナをケースに入れます。

2.そのほかの材料をセットします。

3.スタートボタンを押して出来上がりを待ちます。

【使ったバナナについて】

使ったバナナは、上記のバナナ1本の時と同じくやわらかい状態で、皮をむいた後で2本合計180gでした。

【水の量】

水の量は、1本と同じようにバナナに含まれる水分量を必要な水の量から差し引きました。以下のように計算しました。

バナナに含まれる水分:180g×75%=135g

必要な水分170g-バナナの水分135g=35g

水の量は35g。

バナナ1本のときに生地がべちゃついたので、今回は必要な水分量を170gにしてみました。べちゃつく程度はバナナの熟し具合によるのかもしれません。

その他の分量は1本のときと同じです。


完成したパンです。

バナナを増やした影響か、バナナ1本のときと比べボリュームのないパンになりました。

光の当たり具合で薄く見えますが、焼き色は濃いです。

食べた感想です。

バナナ2本にしたら、甘みもバナナの味も強くなりました。今度はバナナの味がしっかりあります。強すぎず弱すぎることなくほどよくバナナの味が感じられます。

甘く、バナナの味がする食パンです。

ちなみにバナナの味ですが、生のバナナのような味ではなく、熱が加えられているので香ばしさがあるバナナの味です。

食感は、ふんわりよりもちっと感が強い食感のパンです。バナナの量を増やしたらふんわり感が減って、もちっとした食感が増しました

【バナナ1本(大)+牛乳】バナナと牛乳の組み合わせがおいしい

バナナと牛乳って相性がよさそうですよね。

そこでバナナと、水を牛乳に代えて、パンを作ってみました。

【分量(1斤)】

強力粉・・・250g
牛乳・・・75g
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
バナナ・・149g(大サイズ1本、皮むいた後)

【牛乳の量について】
牛乳については、必要な水分量(180g)からバナナに含まれる水分(149g×75%=111g)を差し引いて(180gー111g=69g)

さらに牛乳は約9割が水分なので、足りない1割を増やすようにして(69g×1.1=75g)牛乳の量を決めました。

 

作り方はこれまでと同じです。

1.ケースにちぎったバナナを入れます。

バナナが大きかったので、今回は5つに分けケースに投入。

2.牛乳を入れます。

3.そのほかの材料→ドライイーストの順にセットして、スタートボタンを押します。

 

できたパンがこちらです。

ボリュームはやや弱いです。やっぱりバナナの量が増えるとパンの高さも低くなりますね。

 


食べると、モチモチ!

ふんわり感もありますが、主役はモチモチ感。噛むと弾力があってむちっとした食感に近いです。個人的にはもちむち感。

食べ応えがあって、おいしい食感です!

上記のバナナ2本の食パンとバナナの量は大きく変わりませんが、今回のミルクバナナ食パンの方がモチモチ感が強いです。

モチモチ感は使うバナナの完熟度合いで変わるのかもしれません。今回使ったバナナは熟し過ぎず、ほどよい柔らかさでした。

味は、甘くて、ほどよくバナナの味がしておいしいです。強いバナナの味がするわけではないですが、確実にバナナの味がします。

牛乳は量が少ないので強くは感じませんが、味をまろやかにして、まとめている印象があります。

翌日以降になって、モチモチ感が弱くなりましたがトーストするとある程度は復活します。

 

【バナナ2本+牛乳】へこんでしまったが、味は濃い!食感が…

バナナと牛乳の組み合わせがおいしかったので、今度は興味本位で、バナナ2本に牛乳を多めで作ってみました。

でもこれだと水分が多すぎて、パンがうまく膨らまずへこんでしまうのでは?と思いましたが、どんなパンになるのか失敗覚悟で作ってみました。

使ったバナナは皮をむいた状態で200g。牛乳は100gを入れました。

【分量(1斤)】
強力粉・・・250g
牛乳・・・100g
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
バナナ・・・203g(2本分)

 

完成したバナナ食パンがこちら!

思った通り、ボリュームがなく、上部がへこんでしまいました。

 

断面はキメの粗さが目立つ。

食べての感想です。

バナナを増やした分、甘さ、バナナの味が濃くなりました。

より牛乳のミルク感も増え、まろやかなバナナ味に。バナナケーキのような味に近づいた印象です。
子どものころ、学校の給食で飲んだミルメークバナナを思い出すような味…(うろ覚え)

でも、食感はべちゃつき、もたつきがあって、柔らかすぎます。あまりおいしいとは言えないですね…。

味は濃くなったのはよかったですが、食感がイマイチです。水分が多すぎたのだと思います。

まとめ

ホームベーカリーにバナナを入れて、バナナ食パンを作ってみたまとめです。

・バナナ食パンは、もちっとした食感のパン

・バナナの量を増やすほど味が強くなるが、高さが出ない

・水を牛乳に代えると、牛乳の風味が感じられて味がまろやかになる。でも、入れすぎると味は濃くなるが、やわらかくなりすぎてべちゃつく食感に

・バナナの熟し具合で食感や味が変わる

バナナ食パンを作ってみましたが、おいしかったです。他にもチョコを入れてもおいしそうですよね。

バナナがあったら作ってみて下さい。