まめたつブログ

ブルーベリー栽培、ホームベーカリーなど趣味について記録するブログです

【ホームベーカリー】余ったみかんで食パンをつくってみたら、味が薄く、イマイチ...。

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冷蔵庫をのぞいたら、余っているみかんを発見!

みかんを使って、ホームベーカリーでみかん食パンを作ってみました。

実際に作った方法、食べての感想を紹介します。

 

みかん食パンの作り方

試したみかん食パンの作り方です。

水は入れず、水分はみかんの果汁だけで作ってみます。

作り方はクックパッドなどwebにあるレシピを参考にさせてもらいました。

【分量(1斤)】
強力粉・・・250g
みかん・・・206g(2個、皮をむいたもの)
砂糖・・・18g
油脂・・・15g
塩・・・3g
ドライイースト・・・2.7g

※油脂についてはみかんの味をより感じたかったので、今回はショートニング使用。以下同じです。

【水分について】
みかんの水分は約87%のようです。

使う水分量180gにしたかったので、必要な水分180g÷87%=206gとして、みかんは206g必要。

計測したら、みかんは驚くことに2個でちょうど206gだったので、そのまま使いました。

【作り方】

1.みかんの皮をむき、ケースに入れます。薄皮はむかずに大丈夫のようなのでそのまま使います。

2.あとはいつも通り、みかんの上に小麦粉→砂糖、塩、油脂→最後にドライイーストをいれます。

3.ホームベーカリーにケースをセット、スタートボタンを押して、あとは焼き上がりを待つだけです。

今回は「食パンコース」焼き色・薄いで作りました。

 

完成したみかん食パンです。

膨らみ具合は普通。高さは約11.5㎝。

色は、みかんらしい黄色。

カットした断面は、特にきれいな黄色で、おいしそうです。

作る過程で気になったことですが、はじめはみかんの薄皮が破れませんでした。

水を入れなかったので材料がつながらず、こね始めから約12分は材料が回転するだけの空回りのような状態。

これでパンができるのか?不安になりましたが、

その後、薄皮が破れると材料がつながり、こねられて最終的にはパンになりました。

はじめの空回り状態の時にけっこう粉が舞うので、場合によってはケースとホームベーカリーの間に粉が入ってしまうかもしれません。

みかん食パンを食べてみての感想。味が薄い…

食べてみた感想ですが、食感はふんわりやわらかいです。

味は控えめな甘さに、ほんのり柑橘系の味、少しの酸っぱさ。みかんを入れた割には甘みもみかんの風味も弱いです。

味についてもう少し細かく言うと、生のミカンというより(100%の)オレンジジュースに近いです。

心配だった薄皮ですが、ほぼ気になりません。意識して食べると何か食感を感じる程度です。口に残る、かたいと思うことはありません。


はじめてみかん食パンを作って食べてみましたが、甘さ、酸味、柑橘の風味もほとんど感じませんでした

わずかに柑橘系の味?という程度のみかん味が薄いパンで、正直残念です。

味については使うみかんによって変わるのかもしれません。我が家にあったみかんは状態が悪かったということだと思います。

今度はデコポンで作ってみた

みかんはイマイチだったので、今度はデコポンで作ってみました。

【分量(1斤)】
強力粉・・・250g
デコポン・・・1個(皮なしの状態で231g)
砂糖・・・18g
固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g

【水分について】

水分については、みかんのときと同じように考えました。

デコポンに含まれる水分は約85%とのこと。

必要な水分180g÷85%=211gとして、デコポンは211g必要。

今回のデコポンは231gなので含まれる水分量が約196g(231g×85%)。

多いかと思いましたが、1個そのまま使いました。

 

作る手順は、みかんのときと同じです。

1.デコポンの皮をむき、今回はデコポンが大きいので1個ずつケースに入れました。薄皮はむきません。

2.デコポンの上に小麦粉→砂糖、塩、油脂。最後にドライイーストをいれます

3.ホームベーカリーにケースをセット、スタートボタンを押して、あとは焼き上がりを待つだけです。

今回は「食パンコース」「焼き色・薄い」で作りました

 

作る途中のこねている様子を見ていると、はじめは水分がないため材料がつながらず、やはりこね始めの約5分は材料が回転するだけの空回りのような状態です。

しかも材料の量が多いからか、今回は粉の舞い上がり酷い!

強力粉がケースとホームベーカリーの間に入ってしまい、あとの掃除が面倒でした。

そうならないためには、デコポンの薄皮をむく、カットする、潰して材料がつながりやすい状態にするなど、粉が舞い上がらないようにしておく必要性を感じました。

 

完成したパンです。

あまり高さが出ませんでした。約10㎝。

焼き終盤でしぼみだして、へこみんでしまいました。しかも変な形です。

デコポン1個では、水分が多すぎたのか、デコポンが生地のつながりを悪くしたのかもしれません。

断面を見ると、きれいな黄色ですが、気泡は潰れてしまっています。

食べてみると、食感はもちもち!

少しふんわりはしてますが、もちもち感が強い食感です。

ふんわり食感だったみかんと違ってもちもちして、食べ応えがあって個人的にはおいしい食感です。

柑橘の量を増やしたら、もちもち感がアップするんですかね?想定外だったので正直驚きました。

デコポンも薄皮が気になりません。

ただ味が酸っぱい!

甘さは、ほどんどありません。

すっきりしたデコポンの味はなく。オレンジジュースのような味。個人的には加熱した酸っぱいオレンジジュースに感じます。

今回使ったデコポンは頂き物で、中にはすっぱいものも含まれていたので外れを引いたようです。

フルーツを使うパン全般に言えることだと思いますが、味は使う柑橘(フルーツ)の品質で変わると思います。

まとめ

みかんとデコポンの柑橘系で食パンを作ってみてのまとめです。

  • 味は柑橘の味や甘みが少なく、砂糖をもう少し足した方がよかったかもしれない
  • 薄皮はむかなくても気にならない
  • 水を入れない場合は粉が舞うので、あらかじめ薄皮を破る、カット・潰すなどして粉が舞い上がらないように対策した方がよさそう

どうやら自分は柑橘系と相性が悪く、おいしいと思えるパンはできませんでしたが、本来はもっとおいしいものだと思います。

興味がある場合は、試してみてください。