はじめて干し柿を作ってみました。
また、カビ対策として、なにもしない、熱湯につける、酢を加えた熱湯につける、この3つを比較してみました。
作ってみた干し柿の方法
1、柿を準備。ヘタをとり、ジクをTのようにカット
2、皮をむきます
3、ジクをひもで結び、つなぎます。
4、鍋にお湯を沸かして、熱湯に5~10秒ほどつけます
5、風通しのいい場所につるし完了
【カビ対策】何もしない、お湯、湯+酢の比較
カビ防止として、干す前に柿を熱湯にくぐらせる、お酢を加えた熱湯にくぐらせる、ということをしてみました。
何もしない方法と比較して、この3つの方法でカビの発生に違いがでるのか、結果を簡単にですが紹介します。
風通し・日当たりのいい南側、あまりよくない東側の2か所で試してみました。
風通し・日当たりのいい場所
風通し・日当たりのいい場所では、カビ防止として特に何もしなかった干し柿はカビが生えたものと生えなかったものがありました。
熱湯につけた干し柿と熱湯+お酢につけた干し柿は、カビが発生したものはひとつも見当たりませんでした。
風通しがいい場所では、熱湯につける、熱湯+お酢につけると充分カビ対策になります。
【左:なにもしない、中:熱湯、右:酢+熱湯】
風通し・日当たりがあまりよくない場所
一方、風通し・日当たりがあまりよくない場所は、カビ対策をなにもしない干し柿、熱湯につけた干し柿、熱湯+お酢につけた干し柿、いずれもカビが生えてしまいました...。
それでも、カビの生える量、スピードともに、なにもしない柿、熱湯につけた柿、熱湯+お酢につけた柿、この順に被害がひどかったです。
そのため、よりカビ対策として効果が見込めるのは、熱湯+お酢にくぐらせる方法に感じます。
ただ、熱湯+お酢につけても風通しのよくない場所ではカビが生えてしまうので、大切なのは風通しのいい場所に柿を干すこと。その上で熱湯+酢にくぐらせることだと思います。
【結論】よりカビ対策の効果が見込めるのは熱湯+酢
カビ対策をなにもしない、熱湯にくぐらせる、熱湯+酢にくぐらせる、この3つでカビ対策として最も有効なのは、熱湯+酢にくぐらせる方法。
熱湯に浸しすぎるのもよくないのでは?
試した中で、熱湯や熱湯+酢に20~30秒と長く浸した干し柿はカビが発生しやすく、逆に5~10秒ほど浸した干し柿はカビは生えませんでした。(東側で)
長く浸しすぎると乾きづらくなるのか、熱湯などに長く浸せばいいというものでもなさそうです。