3月に休眠から目覚めて以降、葉が枯れ始め、やがて株全体に勢いがなくなり、瀕死の状態になってしまったいちご苗。
原因は根腐れではないかと考えました。
4月中旬の様子です。
いちご苗が弱っていく経緯、その原因について考えた記事はこちら。
あれからしばらく様子を見ていたのですが、紅ほっぺを除き、苗の状態はよくなるどころか悪くなる一方。
4月25日の様子。上からおいCベリー、紅ほっぺ、よつぼし。
紅ほっぺは花が咲き何とか盛り返しているように見えますが、葉の色が悪く株全体が小さい。他の2品種に至っては、ますます悪化、ほぼ枯れた状態。
そこで、(手遅れかもしれないが)なんとかせねばと考え・・・、
以前、何かで根腐れの治療法として、元の古い土を落して新しい土に入れ変えて植え替える方法を見かけたことを思いつきました。
どうせ、このまま枯れてしまうなら、一か八か植え替えて土の入れ替えを。それと、根に異常があるのは明白なので、あわせて気になっていた根の様子を確認してみました。その記録です。
掘り返してみると…、根が黒っぽくやわらかい
プランターからイチゴの苗を掘り起こしてみました。
掘り起こす前に、おいcべりーとよつぼしは根の色が茶色や黒に変色して腐っており、紅ほっぺはまだ白い根が残っているのでは?と予想しました。
一つ一つ見ていきます。
おいCベリー
根洗い後の画像。
やっぱり根が黒っぽい。
真っ黒というよりは黒寄りの茶色といったところ。まったくと言っていいほど健康な白い根は見当たりません。触ると柔らかくで完全に腐ってます。
土をできるだけ落とし、下から撮った画像。
思ったより白い根が少ない。茶色の根(古くなった根?)から白い根が出てきてます。黒く腐っている根、茶色の根、健全な白い根が混在している状態。
紅ほっぺは新しい葉少しずつ展開しており、もう少し根の状態がいいかと思ったのですがあまりよくないですね…。
よつぼし
思いのほか白い根が多い。でも細い根ばかり。回復の途中なのか?
根を確認してみて、共通して言えるのが根が黒っぽい茶色に変色して柔らかくなっていること。特に株元に近い根の上部にその症状が強く表れています。
そして何とか生き残っている品種は茶色くなっている根の先から新しい白い根出ています。
元の根鉢から新しい根がほとんど伸びていない
根が腐っているのは想定内です。
でも、掘り起こしてみると予想外だったのは、昨年の秋の植え付け時にすでに形成されていた根鉢から根が少ししか根がのびていないこと。これは植え付けて以降、ほとんど根が伸びていないということになります。
プランター内の土の量に対して根が極端に少ない状態なので、これでは根腐れになってもおかしくありません。
一応、植え替えてはみたものの
おいCベリーは根の様子からしてもうダメでしょう。
よつぼし、紅ほっぺはわずかな可能性にかけて、できるだけ古い土を落し新しい土に植え替えてみました。
でも、もともと弱っていた上に、この時期に強引な方法による植え替えなので、枯れる可能性の方が高いかもしれません。
そもそもいちご栽培は、知り合いに「簡単に育つからやってみたら?」と勧められて始めたのですが、、、
めちゃくちゃ難しい!!!
管理下手な僕のせいで、いちごさんたちがこんなになってしまいました。ゴメンよ。何とか回復してくれたらいいのですが…。