まめたつブログ

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ゼラニウムの挿し木に初挑戦。切り口を乾燥させる、させない比較!どうなる?

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自宅にあるゼラニウム。

「弱ってきたので、保険で挿し木で増やしてほしい」との依頼を家族から受けて、挿し木をしてみることに。

挿し木の方法を調べてみると、切り口を乾燥させた方がいいとのことなんですが…。

挿し木をする前に水につけることが多い通常の挿し木とは正反対。

「むしろ枯れないの?」ゼラニウムの挿し木を知らない自分にとっては驚きの方法です。

せっかくなので乾燥させたもの、乾燥させないもの、どちらも挿し木をしてみて違いを比較してみました。

切り口を乾かした挿し木と乾かさない挿し木の比較

ゼラニウムは切り口を乾燥させた方が発根する確率が上がるとのことなので、切り口を乾かしたもの、切り口を乾かさないでそのまま挿し木をしたもの、どちらも試して比較してみました。

はじめにゼラニウムから挿し穂を採取します。

自宅にあるゼラニウムは、ところどころ傷んでいます。

そのため、できるだけよさそうなところをカットして。

このうち3本は、約1日、明るい日陰に置いて切り口を乾かします。

翌日、赤玉土に挿し木をしました。

少し乾かしすぎたのかもしれません、葉っぱがしおれています。

 

一方、乾かさないですぐ挿し木をしたゼラニウム

この2つで挿し木の成功に違いが出るのか試してみたいと思います。

ゼラニウムの挿し木の経過

挿し木をしたのは、9月18日

 

その後の経過です。

挿し木をしてから約2週間後、乾かさないゼラニウムに新芽がみられます。かわいらしい!

 

挿し木をしてから、約1か月後の10月16日。

左:乾かしたゼラニウム、右:乾かさないゼラニウム

 

【乾かしたゼラニウム】

【乾かさないゼラニウム】

画像で見ると違いがあまりわかりませんが、実際に見ると、乾かさないゼラニウムの方が新芽の成長いいです。

一方、乾かした方は新芽は出ていますが、伸びがよくありません。

 

結果です。

挿し木をしてから約2か月後の11月18日

左:乾かしたゼラニウム、右:乾かさないゼラニウム

 

画像ではあまり違いがないように見えますが、

乾かした方のゼラニウムは葉が枯れているものもあります(途中で枯れてしまった葉も)

乾かしていない方のゼラニウムは一部変色していますが、全体的に葉の色がよく元気そうです。

葉は切り口を乾燥させないゼラニウムの方がいいですが、発根に違いはあるのでしょうか?

根が出ているか抜いて確認してみました。

【乾かしたゼラニウム】

乾かした挿し木は1つも根が出ていません。新芽は出ましたが根は出ていませんでした。

切り口が腐っていて、失敗です。

葉の部分は生きているようです。

【乾かさないゼラニウム】

一方、乾かさないですぐ挿したゼラニウムは根の量に違いはありますが、全て根が出ています。

また、今回は秋(9月)の時期に挿し木をしましたが、ゼラニウムは秋の挿し木でも根は出ました。

秋の場合、2ヶ月もあれば発根するようです。(確認しなかっただけで、もっと前に根が出ているのかもしれません)

結果

ゼラニウムの挿し木は切り口を乾かさない方が挿し木の成功率は高いという結果になりました。

今回はこのような結果でしたが、Webにもある通りゼラニウムは切り口を乾かした方が成功率が高くなると思います。

ただ今回、自分はゼラニウムを乾かしすぎたのかもしれません。挿し木をしたときから乾かし方のゼラニウムは葉がしおれていました。

自分のような素人は乾かしすぎたりすることも考えられます。ゼラニウムは乾かさずとも根が出ます。

聞いたところによると、ゼラニウムは発根率が高い植物のようです。

それなら乾燥させすぎることで方法を間違い成功率を下げるよりも、乾かさないでそのまま挿した方いいのでは?と個人的には思ってしまいます。

まとめ

ゼラニウムの挿し木を、切り口を乾燥させるもの、乾燥させないもの、2つを比較してみてのまとめです。

・ゼラニウムは、秋(9月)に挿し木をしても発根はする

・秋の場合、2ヶ月もあれば根は出る

・切り口を乾燥させない方が発根確率がよかった(乾かした方は乾燥させすぎたのかも)