先日ブルーベリーの植え替えを行ったとき、いちばん印象に残ったのはホームベルの根はりのすごさです。
どのくらいすごいかは、画像を見てもらった方がわかりやすいですね。
側面
底面
どうですか?すごいですよね。
用土が見えないほどにはり巡らされた茶色の根。鹿沼土やパーライトすらほぼ見えない!
画像では見えにくいですが、実際にみると根が太い。細い根もありますが、他の品種にはなかなか見られない太く丈夫そうな根がたくさん。ブルーベリー栽培歴の長い人には当たり前のことかもしれませんが、栽培歴が短い(今年の3月で4年目)の僕にとっては衝撃的。
根をほぐそうとしてもがちがちに固い!もう途中から根洗いをおこなって水圧で土を落とそうかと考えたほど。結局、根洗はしなかったのですが調子に乗って根を崩し過ぎたのは先日のブログ(『【ブルーベリー】2020年春、植え替えの記録 根を崩し過ぎ?』)のとおり。
前回植え替えたのは2018年6月。約2年でこの根のまわりようですからね、ホームベルの場合2年に一回の植え替えのペースでは遅いのかもしれません。
同じラビットアイのティフブルーと比較してみます。
ティフブルーも根のはりはいい方ですが、まだ根がはるスペースがあり、ホームベルには及びません。(害虫侵入防止のための網が邪魔で見えにくいすね、すいません、、)
このホームベルとティフブルーは、用土や肥料、置き場所も同じ。成長重視で実もならせていない、ほとんど同じ状況なのに根の回り方はこんなに違う。それだけホームベルの根が強さが際立ってます。
ホームベルと言えばよく接木の台木に使われる品種。個人的には、この根の張り具合の違いを見るまでは、ホームベルとティフブルーの成長具合はそこまで違いがないかなと思っていたのですが…。
今回の植え替えで印象が変わりましたね。台木はより根の強さが要求されるでしょうから、ホームベルが台木に多用されるのが納得です。
このホームベル、僕も接木の台木に使おうと思って購入したのですが、いまだに挿し木の数もろくにそろえていないのが現状。まずはホームベルの挿し木をを行い、接木に挑戦したいものです。