冷凍庫に渋柿を入れておくと、渋が抜け、食べることができるようになるとのことです。
本当に冷凍庫で渋抜きができるのか、試した結果を紹介します。
試した冷凍庫を使う渋抜きの方法
方法は以下の通りです。
1.柿を小分けにカットします。
2.カットした柿を保存袋に入れ、冷凍庫へ。
皮があるのと皮がないのでは違いがあるのかを確認するため、皮あり皮なしの両方を用意しました。
【結果】冷凍庫で渋柿の渋は抜けた?
〈経過〉
【3日後】
ひんやり冷たい、渋がじんわり口に広がって、3日後では抜けない。
【5日後】
3日後とたいして変わらず、食べ終わるに近づくにつれて渋が口に広がり、渋抜けず。
【7日後】
はじめより渋は弱くなっているような気もしますが、はっきりとした渋が口に残り1週間では渋抜けず。
【10日後】
10日経ちましたが渋抜けず...。
こんな感じで渋が抜けたかを確認しましたが、結局、1ヶ月超経っても依然として渋が抜けず、渋いです。
完全に解凍すると渋を感じないのでは?と思い、完全に解凍なってからも確認しましたが、同じように渋く…。
何か、途中までは渋が弱くなったかな?と感じましたが、それ以降は全く渋が弱くなっている気がせず、はっきりとした渋が口に残ります。
ちなみに皮なしも皮ありも両方も渋いです。
熟しがすすんだ柿も試してみる
熟しがある程度すすんだ渋柿では抜けるのでは?と考え、試しました。
以下の熟しが進んだ渋柿を事前に食べて、実が柔らかくなって、渋がそんなに強くないことを確認。
これを上記と同じように冷凍庫に入れて渋抜きを試みます。
〈経過〉
【4日後、7日後】
冷凍前より渋は弱くはなっている気はしますが、渋みを感じます。
【18日後】
依然としてほんのり渋みある。
そもそも渋が弱いので、食べようと思えば食べることができるレベルですが渋は残ります。
その後も同じように渋が抜けず、こちらも皮をむいた柿も試しましたが、渋は抜けませんでした。
はじめの方は渋が弱くなったかな?と思いましたが、以降は渋が減った印象はなく、結局、冷凍庫で渋が抜けることはありません。
まとめ
冷凍庫で渋が抜けたという情報もあるので、単に自分の方法が悪いのかもしれませんが…。
結論、冷凍庫では渋柿の渋は抜けない…,。