まめたつブログ

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伝統のお菓子、木村屋「切りさんしょ」いただいてみました!見た目や食べても珍しいお菓子

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お土産として、山形県鶴岡市の菓子処木村屋さんの「切さんしょ(白糖)」をいただきました。

初めて食べてみたので、食べての感想を紹介します。

切山椒(きりさんしょ)とは

初めて食べるので、切山椒について少し調べてみました。

切山椒は、山椒を乾燥させ粉にしたものを餅に練り込ん餅菓子。

全国的に作られているわけではなく、いくつかの地域でのみ作らている郷土料理です。

ここ山形では荘内地方で作らています。

色や形は、作られているその地域ごとで異なるようです。

切山椒は冬の時期に作られ、年末や正月に縁起のいいお菓子として伝統的に親しまれています。

とのことです。

初めての切さんしょは、ぷにもち食感に甘くさわやかな味!

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いただいたのは、山形県鶴岡市にお店がある「つるおか菓子処 木村屋」さんの「切さんしょ(白糖)」

CMだったかテレビでは見かけたことがありますが、実物は初めてです。

木村屋さんの「切さんしょ」は太めの麺のように細長い形。

そのため祖母は箱の小窓から見える切さんしょをみて、「今晩はうどんを食べんべ」と、うどんと勘違いしている様子...。

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いや、それ、うどんじゃなくてお菓子だからと思いつつも、

切りさんしょを箱から取り出してみると、なるほど、パッと見て確かにうどんに見える。

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皿に盛り付けてみると、ますますうどん感を醸し出す切りさんしょ。

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馴染みのない自分からすると、変わった見た目です。

木村屋さんをはじめ、荘内の方には申し訳ないが、正直に言うと、この見た目からあまりおいしそうなお菓子には見えないような…。

 

せっかくいただいたので食してみます。

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触った感触は、ぷにぷにしてます。

ではいただきます。まず1本。

食べてみると、食べ始めは、ぐみのようにぷにぷにして、味は特段しない。

でも、噛んでいると、しだいにもちもちした食感に!

これは面白い、噛んでいるうちにもち菓子になってくる。

味も噛んでいるうちに甘み、山椒の風味が出てきます。

しかもその山椒の香りが柑橘の味に似ていて爽やか!甘みがほんのりと控えめでおいしい味です。

2本、3本と、複数本だべると、ぷにもちした食感、ほんのり甘く山椒のさわやかな味がより感じられてうまいです!
   
山椒を使ったお菓子とのことだったので、もっと辛いのかと勝手に想像していましたが、さわやかさとほんのり甘い味がマッチしてます。 

その見た目から意外性もあり、おいしいお菓子です。

ただ、自分はおいしかったのですが、家族は「ゴムのよう」「味(甘み)があんまりしない」という意見もありました。

「よく噛んで、そこを通り越すとおいしさが待っているのになぁ~」と思いながら、ほぼ1人で食べてしまいました。

  • グミの食感が苦手
  • 強い甘い味が好き

という人は向かないのかもしれません。
  
「切さんしょ」は派手さはありませんが、昔ながらの素朴な味わいがあるお菓子でした。

今回食べた白糖のほかに黒糖もあるみたいです。期間限定の販売なので難しいかもしれませんが、食べる機会があったら黒糖も食べてみたいです。

ごちそうさまでした。

荘内の伝統的なお菓子を一度は味わってみては?

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古くから年末の縁起物として親しまれている伝統的な切さんしょ。見た目や食感・味が独特です。

価格は540円。そんなに高くはありません。

常に製造しているわけでなく、1年のうちに限られた期間のみ販売しているので、運よく見かけたときはお試しに購入してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、この「切りさんしょ」通販でも販売しているようです。

詳しくは、木村屋さんのネットショップを確認ください。

送料が発生してしまい、期間限定なので、通販での購入はややハードルが高いですね。でも他にもおいしそうなお菓子が販売されているので、合わせて購入を考えてみるのもありですね。

見た目や食感・味に興味を持たれた場合、通販もしくは、タイミングよく見かけたとき、荘内の伝統的なお菓子を一度は味わってみるのはいかがですか。