まめたつブログ

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初めての成功!失敗続きだったキンモクセイの挿し木、鉢をビニールで囲んだら(密閉挿し)発根しました

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キンモクセイの挿し木。

難しいという声もあるので、挿し木の中では成功率が高くはないと思います。

これまで自分は失敗続きでしたが(単に自分が挿し木ヘタなだけかもしれません…)、方法を変更することで成功率は低いものの、初めて発根に成功しました。

園芸素人の経験なので参考になるかわかりませんが、挿し木に成功した方法と、これまでに失敗した方法を簡単に紹介します。

キンモクセイの挿し木、初めて成功した方法

キンモクセイの挿し木、初めてうまくいった方法は鉢をビニールで囲んで密閉挿しにすること

これまでキンモクセイの挿し木で失敗続きだった自分が試した方法は、鉢をビニールで囲み、日陰に置くこと。

いわゆる、密閉挿しと言われる方法です。

大げさに成功した方法と言いましたが、ただこれだけです。

素人の完全な予測ですが、キンモクセイの穂木は乾燥に弱いように感じます。

それまでは、すだれなどで日光を遮断したり、日陰に置いたりしましたが、日数が経つと葉が茶色に変色し枯れてしまいました。

ビニールで囲んで成功したと言うことは、一定の湿度が保たれた状態のほうがキンモクセイの挿し木は発根しやすいのかと。

間違っているかもしれませんが、そう感じました。

参考になるかはわかりませんが、自分が行った挿し木の方法をそのまま載せておきます。おそらく間違っている部分もあると思うので適宜正しい方法に直して挿し木をしてみてください。

 自分がおこなったキンモクセイの挿木方法

【挿木をした時期】

2020年8月上旬

【挿し穂の加工】

  1. キンモクセイの枝を採取し、一定の長さに調整(自分は約10cmほどにしてます)
  2. 葉の数は3枚ほどにし、蒸発を防ぐため大きさを半分ほどに
  3. 土に挿す部分を斜めに切る
  4. 2~3時間ほど水につける
  5. 枝の約3分の1を土の中に挿す
  6. 針金やビニールを使って鉢を囲む(針金の設置は、枝を土に挿す前にした方がいいと思います)

【使用した土】

コメリ『さし芽・種まき培養土』

用土の詳しい内容はリンク先(コメリドットコム)を参照ください。

この土がいいのか悪いのかはわかりませんが、赤玉土単体で挿し木をするよりは水持ちがよく感じます。(赤玉土が悪いというわけではなく、個人の使用感です)

【水やり】
水は挿し木をした2020年8月から、ビニールをとる翌年の2021年6月まで一切行いませんでした。

これは正しいのかわかりません。ビニールを外すタイミングはもっと早い方がよかったと思います。

自分としては今回も失敗だろうと半ばあきらめて、挿し木した翌年まで放置してしまいました。ビニールを外し挿し木の様子を確認したとき土は湿ってたので、保湿状態は保たれていた模様です。)

【管理場所】
自宅の北側(直射日光が当たらない環境)

キンモクセイの挿木が初めて発根したときの確認の様子

キンモクセイの挿し木が発根しているのか、確認したときの様子です。

2020年8月上旬に挿し木して、確認したのは翌年(2021年)の6月下旬です。

【ビニールを外す前】

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 画像ではわかりにくいですが、ビニールに水滴が付いています。

【ビニールを外し中を確認】

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【失敗した穂木】

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失敗した枝は、茶色になって枯れていたり、画像のように葉が緑色でも根は出ていませんでした。

【成功した枝】

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発根を確認!初めてキンモクセイの挿し木に成功です。

・・・でも、どうせ成功してないだろうと少し雑に扱い抜いてしまったので、根が切れてしまい短くなってしまいました。

 

挿し木した6本のうち2本成功。成功率は約33%

キンモクセイの挿し木、失敗したときの方法

一応、失敗したときの方法(管理方法)も紹介します。

参考情報として、挿木をした時期としては、6月から8月。土は上記のコメリの土だったり、赤玉土単体を使用。

直射日光にあてる

一番最初に試した方法です。試したというよりかは、挿し木に対し何も工夫せず、日光の当たる場所に置きました。

その後、早い段階で茶色に変色し枯れました。

すだれで遮光

日光にあてたことで枯れてしまったのでは?と考え、すだれで遮光してみました。

はじめの数日は変化はありませんでしたが、その後、日に日に葉が茶色になって枯れました。

中には葉が緑色のままの枝もありましたが、根は出ませんでした。

木の下の木漏れ日の当たる場所で管理

木漏れ日のある木の下で管理してみました。

この場所もすだれで遮光した場合と同じく、枯れた枝のなかには、葉の色が緑色のものが残りました。

でも、抜いて確認すると、どれも根が出てませんでした。

最後に

キンモクセイの挿木の方法で、自分が成功した方法と失敗した方法は以上のようになります。

本当は「こうすればキンモクセイの挿し木は成功する!」とお伝えできればいいのですが、今回自分が発根した方法は紹介した通り成功率が低く、管理もズボラです。

それでも発根はしているので、ありがち間違いというわけではないと思います…。密閉挿しをすれば成功の確率が上がるということをお伝えしたいです。

まだまだ園芸素人の自分ですので、今回がたまたま成功したという可能性もあります。また、やり方を替え成功率を上げたり、継続的に成功できるように試してみたいと思います。