まめたつブログ

ブルーベリー栽培、ホームベーカリーなど趣味について記録するブログです

年賀状を作ろうとしたら、プリンターの互換インクが寒さで凍結!

当サイトにはプロモーションが含まれています

先日、年賀状を印刷しようとした時の出来事。

自分は年賀状を作るのが遅い。毎年、郵便局が定める、○○日まで投函すれば元日まで年賀状が届く期限まで出そうとはしているが、その日を少し過ぎてしまうこともある。

それでも、作る年賀状には自分の物だけではなく家族の分も含まれているため、お叱りを受けないようになるべく元日まではつくようにと年賀状を作ろとしている。

 

あまり遅くなると家族からお𠮟りを受けるので、この日、ささっと作り終えようと年賀状作成をにとりかかる。

デザインは決まっていたので、まずは宛名から印刷を開始。

しかし、プリンターからできたのは宛名が印刷されていない元のまっさらな年賀状の表面。

f:id:mametatsu66:20201231235338j:plain

???

何かの間違いかと思って2~3回繰り返したが結果は同じ、プリンターからきれいな状態の年賀状が出てくるだけ。

なんで印刷されないのか?

長い間使っているのでプリンターがついに壊れたのか?

でも数日前に試しに印刷したときは問題なく印刷できたのに何で?

今からプリンターを買い直していると確実に年賀状は元日につかない。(コンビニという手もあるかもしれないが、使い方が不安…)

今日中に印刷を終えないとさすがにまずい。焦ってくる僕。

「あれほど、はやく年賀状を作ってと言ったのに!」家族の怒る姿が浮かんでくる。

このときの状況は暖房がない部屋のため、室温は約1度ほど。

寒さで体が震えていると同時に寒さ以外の要因で心も震えてくる。

焦りながらも、もしかしたら裏面だけでも印刷できないかと試しに裏面を印刷してみると、なんと年賀状の裏面は問題なく印刷された状態でプリンターから出てきた。

印刷はできたということはプリンターの故障ではない。では、なぜ宛名は印刷されない?

思いついたのはインクが詰まってしまったこと。

インク詰まりを疑いヘッドクリーニングを実施。そしてノズルチェックをしてみた。

その結果、一見、問題はないように思えたが、一番上の部分に印刷されるはずの「PGBK」がない。

f:id:mametatsu66:20201231235331j:plain

どうやら異常があるのは「PGBK」のインク。

そこで容疑者のPGBKインクのカートリッジをプリンター本体から取り外してみると、カートリッジの中のインクが固まっている!

揺らしてもピクリとも動かないように見える。

試しに他のインクも外してみると、他のカートリッジの中のインクは、液体状態で正常だ。

状況から考えてみると、年賀状の場合、PGBKは表の宛名を印刷するときに使われ、他のインクは裏面などのカラー印刷するときに使われるらしい。

なぜ黒色のインクは、「PGBK」と「BK」の2種類あるのかずっと疑問に思っていたが、こういうことだったのか。

そのため、PGBKのインクが固まってしまったことで表面は印刷されず、他のインクを使う裏面は何の問題もなく印刷されたようだ。

ではなぜインクが固まってしまった?

この時、プリンターが置いてある室内の温度は約1度ほど。

寒さでインクの液体が凍結してしまったと考えられる。

実はこのインクは純正インクではなく、互換インク。

純正インクの価格は約5,000円。あまりにも高く互換インクを使ってみたが印刷の品質もそん色なく、現時点でプリンターの調子も悪くなるといったことがなかったので安心して使っていた。

それが今回初めてこんなことになって・・・。互換インクの場合、寒さで凍結してしまい印刷できなくなってしまうこともあるようだ。

ちなみに純正インクでは、今年と同じように毎年寒い部屋で年賀状を印刷していてもインクが凍って印刷できなくなってしまうということはなかった。

その後、暖房の効いた温かい部屋にプリンターを運んで30分ほどたってからノズルチェックをしてみると、今度はPGBKの部分が表れた。

f:id:mametatsu66:20201231235320j:plain

年賀状の宛名も無事印刷できた。

一時はどうなるかと思ったが何とか今年の年賀状も完了。

互換インクの使い勝手に満足していたが、寒さで凍結してしまい印刷できなくなってしまうアクシデントを初めて体験。
もしかしたら互換インクの場合、何らかのアクシデントはつきものなのかもしれない。

来年こそはもう少し早く年賀状作りに取りかかり、アクシデントがあっても余裕をもって年賀状を出せるようにしたいもの。

ふぅ~なんとか年賀状ができてよかったぁ~。