通常の食パンよりも、はやくパンが焼ける「早焼きパン」
でも、早焼きパンぱんは、通常の食パンより強力粉とドライイーストを多く消費します。
そこで、通常の食パンと同じ分量で早焼きパンを作ったらどうなるのか?膨らんでくれるのか?
実際に作ってみました。
使っているホームベーカリーは、siroca(シロカ)のSHB-512。
試した結果
早速、結果です。
通常の食パンと同じ分量で作った「早焼きパン」の完成直後。
別角度
いつものようには、膨らんでくれませんでした…。
高さは全体で約9㎝。一番膨らんだところで10㎝。
興味本位でやってみましたが、膨らまないですよね…。
そもそも、通常の食パンと同じ分量で膨らむんだったら、レシピにその分量を書くはずですから…。
やはり、シロカのHBでの「早焼きパン」は、工程を短縮するかわりに通常の食パンよりも材料を多めに使ってかさましをしているイメージのようです。
膨らみませんでしたが味のほうはどうでしょう?
食べてみての違いは?
食べてみての感想です。
焼きたては、いつもの早焼きパンと同様にしっとりして、もっちりした食感です。(ごはんパンほどではないものの。)
翌日も食べてみたところ、しっとりさは少しなくなりましたが、もっちりしていました。
食べてみては、膨らまないもののいつもの早焼きパンと大した違いはなく、おいしいパンでした。
早焼きパンは、通常の食パンよりもしっとりもっちり食感になりやすいですが、今回の「分量が少ない早焼きパン」も同じでしっとりもっちり系の食パンになりました。
他には、凝縮されて密度の高いパンのように感じます。
レシピ
一応、分量も載せておきます。(ドライイースト以外はシロカのレシピ通りです。)
【材料】(1斤分)
水 175mg
強力粉 250g
砂糖 18g
塩 4g
スキムミルク 6g
バター 15g
ドライイースト 3g
おわりに
通常の食パンの分量で「早焼きパン」を作ったらいつものように膨らむのか?試してみました。
結果は
- いつものようには膨らまず、ボリュームのないパンに
- 食べてみて違いはない、しっとり、もっちり系のパン
となりました。
膨らまなかった理由は、分量を減らしてしまったその分、膨らまなかったのだと思われます。
強力粉を減らしても、ごはんなどかさましができる材料で補えれば、ボリュームあるパンができるかもしれませんね。