7月上旬。
ノーザンハイブッシュ系・スイートハートに、一度に多くの葉が落ちているのを発見。
写真に入りきれていなく、鉢の手前にも葉が落ちているので、実際には落葉はもっと多いです。
前触れもなく、季節外れの大量の落葉に驚きます。
この時点で原因として思いついたのが、
・直射日光による葉焼け
・病気
・過湿による根のいたみ
・コガネムシ
有力なのは直射日光による葉焼け
ノーザン系は太陽の強い光で鉢内の温度が上昇して根に障害が起きると、その結果、葉が焼けたようになってしまいます。
その後、焼けた葉は落ちます。
スイートハートは午後からの強い西日が直接あたる場所にあったので、その直射日光による根の障害を疑いました。
でも、葉焼けと違うのが、緑色で葉が焼けていないこと。
落ちた葉の様子を見ると、焼けたようにはなっていません。
西日が当たる場所には今年はじめて置いたので、あまりにも強い光が当たると「こういうこともあるのかな?」と考え、とりあえずは日陰に移動してみました。
先ほど前触れもなく落葉と言いましたが、葉の様子を見ると、黄色や茶色といった何やら見覚えのない模様のようなものがあります。
これは何を意味しているのか…?
日陰に移動しても落葉続く
日陰に移動してしばらくしても落葉はおさまらず、少しずつ落ちます。
直射日光の影響でないとすると、原因は、病気、過湿、コガネムシか…。
気のせいかもしれないですが、雨が降った後に葉の落ちる量が多く見えました。
そう考えると、原因は過湿か?と推測し、
また葉が落ちたらという怖さはあるものの、このままでは状況は良くならないので、今度は思い切って日光がよくあたる場所に移動してみることに。
逆にひなたに移動すると、新葉が展開
日陰からひなたに移動したので、赤紫色のように葉が焼けてしまいました(根の障害ではなく)。
7月下旬の様子
今思うと、半日だけ日が当たる場所にいったん置いてからひなたに移動するなど、徐々に慣れさせればよかったと反省。
今度は逆にひなたに置き、乾燥気味にして様子を見てみると、新しい葉が発生。
画像は出た新芽がだいぶ伸びた、9月上旬の状態です。
よく日光が当たる場所に移動して土を乾燥気味にしたところ、落葉がストップして新芽が出たということは、大量の落葉の原因は過湿による根のいたみだったと考えてよさそうです。
原因は過湿と考えてよさそう
葉が落ちる原因は、他にも病気やコガネムシによる食害なども考えられますが、今回は過湿が原因でした。
葉が落ちるということは何かしら植物にとって良くないことが起きているのだと思います。
過湿について言えば、素人の考えですが、冒頭に紹介した葉に黄色の症状、今思えばあれが過湿のサインだったのではないかと。
水切れは症状が出るのでわかりやすいですが、過湿は症状が分かりづらく(自分が気付いていないだけかも)、気づいたときには手遅れなんてこともあるので、過湿は水切れより怖いな、と個人的には思います。
ブログには書いてないですが、過湿で枯らしてしまったブルーベリーもあります。スイートハートだから枯れずに済み、他の弱い品種は枯れていたかもしれません。
より一層、過湿には気をつけたいところです。