今日は冬至。
1年の中で昼が一番短くなる日です。
冬至は
- ゆず湯に入る
- かぼちゃを食べる
といったならわしがありますが、自分にとって冬至と言えば、小豆とかぼちゃを煮た「小豆かぼちゃ」を食べること。
この小豆かぼちゃ。
全国で食べるものだと思っていたら、そうではなく、冬至で食べるものは地域によって異なるとのこと。
僕が住んでいる山形では、冬至には「小豆かぼちゃ」を食べます。
冬至にかぼちゃを食べる理由は諸説あるようですが、自分は「冬の寒さに負けて風邪をひかないように、栄養価の高い”小豆かぼちゃ”を食べる」と家庭で教わってきました。
小豆かぼちゃは家庭によって、「かぼちゃの形が残っていたり、残っていなかったり」「甘みが強かったり」食感や味が家庭によって違います。
どれが正解なんてないんですよね。
そこで、我が家で作っている「祖母直伝の小豆かぼちゃ」の作り方を、全く参考になりませんが大雑把に説明します。
我が家の小豆かぼちゃの作り方
最初におことわり。
祖母に「分量を教えてほしい」と聞いても「分量なんてない。勘だ。」答える一方なので全く参考にはならないと思います。
【分量】
小豆・・・適量
かぼちゃ・・・適量
砂糖・・・適量
塩・・・ひとつまみ
・・・適量のオンパレード…。
【作り方】
- 小豆を水で洗い、水を切る。
- 鍋に水を張り、小豆を入れてふたをして煮る。沸騰したら2、3回さし水をして煮る。
- 小豆を煮ている間にかぼちゃを調理。かぼちゃを一口大に切る。
- 切ったかぼちゃを鍋に並べ、その上に煮えた小豆を投入。砂糖や塩を加えて煮る。味見をして砂糖や塩で味を調える。
かぼちゃが煮えたら完成です。
小豆を使っていると面倒に思うかもしれませんが、作り方はシンプル。煮た小豆をかぼちゃと合わせて、味付けをしてさらに煮るだけ。
小豆のアクとりは、特にしないとのこと。
小豆の缶詰を使うことも可能(時短にはもってこい)ですが、味や食感をその家庭好みに調整できるのため、生の小豆とかぼちゃを使って作る方法が一番だと個人的には思います。
小豆かぼちゃはやっぱりうまい!
久しぶりに食べる小豆かぼちゃはやっぱりうまい!
ほくほく食感にコクのあるかぼちゃ。
粒々の食感が残る小豆は、洋菓子のような派手さはなく控えめですが、食べるとほっこりする落ち着く味。
このかぼちゃと小豆の2つが組み合わさった「小豆かぼちゃ」は自然な甘みも感じられておいしい!
数日は小豆かぼちゃとして食べて、しばらくしたらパンに乗せたり、ヨーグルトに加えたり、その後は冷凍していおいて正月に餅にかけたり、食べ方も色々。
冬至の今日は朝に食べて、夜にも食べて、小豆かぼちゃのことを考えていたら、また食べたくなってきた・・・。
夜も遅い時間帯(ただいま夜の10時30分過ぎ)ですが、風邪を引かないようにもう一回たべよ。(食べすぎは逆に身体に悪い?)