ポイントがもらえたり、一定のATM・振込手数料が無料になる楽天銀行のハッピープログラム。
もらえるポイントや手数料無料回数は、ステージがあるがることで増えますが、ポイントや手数料無料のためにお金をかけてしまう(減らしてしまう)のは嫌ですよね。
手間はかかってしまいますが、ハッピープログラムでお金を減らさずvipになる方法もあります。
その方法を紹介したいと思います。
スーパーVIPでなくVIPなのは、ATM無料回数が2回増えるだけでほとんど特典内容がかわらないため、VIPで充分と思うためです。
ハッピープログラムについて
ハッピープログラムは、資産の残高や対象の取引を行うことで、ポイントを獲得、ATM手数料や振り込み手数料が一定の回数が無料になる楽天銀行のサービスです
もらえるポイントの獲得倍率と手数料無料回数は、ステージによって変わります。
(出典:楽天銀行公式ページ)
ステージが上がるともらえるポイントや手数料無料回数が増えるのでお得です。
狙いたいのはポイント倍率が3倍になって、振込手数料が3回無料になるVIP以上です。
例えば、上記表の楽天カード支払い料金の口座振替(自動引落)では、獲得倍率が1倍の「ベーシック」「アドバンス」はもらえるポイントが3ポイントに対し、獲得倍率3倍の「VIP」「スーパーVIP」は9ポイントです。
振込手数料の無料回数も「ベーシック」「アドバンス」の月1回対し「VIP」「スーパーVIP」は3回で、お得感が違います。
VIPとスーパーVIPの違いはATM手数料の無料回数が2回増えるだけなので、個人的にはVIPで十分かと思います。
お金を減らさずにステージを上げる方法、準備するもの
ハッピープログラムのステージの判定方法は、取引件数または預かり資産(楽天銀行に預けているお金)です。
預かり資産でVIPの条件を満たすのは難易度が高いので、取引件数の方がVIPを目指しやすいです。
集計の期間は、前月26日~毎月25日で、この期間で対象の取引をおこなうことでステージがあがります。
対象となる取引は「振込・入金」「支払い」「公営競技」「楽天証券」「楽天Edy」「楽天ウォレット」「楽天銀行即時入金サービス」「宝くじ」に分けられています。
例えば、1月26日~2月25日までに、上記の対象取引から20件の取引を行うとVIPになることができます。
この8つの区分の中から余計な手数料をかけずにステージを上げやすいのは「振込・入金」「支払い」「公営競技」「楽天証券」「楽天銀行即時入金サービス」の5つです。
おこないたい取引を、取引の区分ごとに紹介します。
今回紹介する「お金をかけずにハッピープログラムでvipになる方法」で使うものは次の通りです。
【準備するもの】
・楽天競馬
・送金アプリのpring(プリン)
・SBI証券またはauカブコム証券の口座
・住信SBIネット銀行やじぶん銀行など定額自動入金ができる銀行
・住信SBIネット銀行やじぶん銀行など無料振込回数がある銀行
準備するのもがあって、手間はかかってしまうのが難点ですが、お金を減らさずにVIPを達成することができます
「振込・入金」
【おこなう取引と件数】
他行口座からの振込 :
・他の銀行からの振込(被振込)×5~6件
・送金アプリのpring(プリン)からの出金×1件
※取引件数として反映されるのは、振込のあった日ごと
「振込・入金」の中で、お金を減らさずにハッピープログラムの攻略へ使えるのは「他行口座からの振込」です。
振込み手数料無料サービスがある銀行、例えば じぶん銀行 住信SBIネット銀行などから楽天銀行へ振り込むと、手数料を支払うことなくハッピープログラムの件数を稼ぐことができます。
注意点は、他の銀行からの振込は、振込のあった日ごとカウントされるので、1日1件までが対象の取引として認識されることです。
例えば、1日3~4件楽天銀行へ振り込んでも1回としかカウントされません。日にちをずらして楽天銀行へ振り込むようにして下さい。
あわせて「国内外の入金・送金・ATM利用で現金プレゼントプログラム」の「他行から楽天銀行への振込入金」のサービスに取り組むと、プラスして月に最大150円を獲得(楽天ポイントではなく現金)できます。詳しくはこちらのページで紹介しているのでご覧ください。
また、送金アプリ「pring(プリン)」で楽天銀行の口座へお金を戻す(出金)と「他行口座からの振込」に該当します。
pring(プリン)から銀行へ戻すのは1回まで手数料が無料なので、月1回pring(プリン)からの楽天銀行への出金もハッピープログラムの件数を稼ぐことができます。
ほかには「給与・賞与の受取、年金(国庫金)の受取」もありますが、誰でもできるわけでなくハードルは高いですが、可能な場合は「給与や年金の受取」で件数を稼ぐのもいいかと思います。
楽天銀行法人口座からの振込入金は、ポイントサイトからの現金振り込みが該当するようです。該当の方は、ポイントサイトからの換金で件数を稼ぐことができます。
他行口座への振込 、ATM取引(入出金)は手数料発生してしまうので、使うことができません。
「支払い」
【おこなう取引と件数】
その他の口座振替(自動引落)
・pring(プリン)へのチャージ×3回
・定額自動入金×1~2件
「支払い」の中でお金を減らさずにハッピープログラムの攻略へ使えるのは「その他の口座振替(自動引落)」です。
方法は、定額自動入金サービスがある銀行で楽天銀行から引落されるように定額自動入金を設定すると、楽天銀行側では「他行口座からの振込」に該当します。
また、別の方法では送金アプリの「pring(プリン)」を使うこともできます。
「pring(プリン)」は、楽天銀行の場合、月3回に限り楽天銀行からpring(プリン)へ手数料無料でチャージすることできます。
これが「その他の口座振替(自動引落)」に該当するので楽天銀行からpring(プリン)へチャージすることでハッピープログラムの件数稼ぎになります。
「公営競技」
【おこなう取引と件数】
楽天競馬への入金×3件
※取引件数として反映されるのは、入金の日ごと
「公営競技」は上記の公営競技に入金するとハッピープログラムの対象取引になります。
お金を減らさずにハッピープログラムの件数を稼ぐ場合は、「楽天競馬」がおすすめです。
楽天グループのサービスなので操作が便利で、入金したお金も自動で楽天銀行の口座へ戻ってきます(手動でも可能)
前月26日~毎月25日の間で最大3件まで、ハッピープログラムの件数稼ぎに使えます。
取引としてカウントされるのは、入金のあった日ごとなので日にちをずらしてください。
「楽天証券」
【おこなう取引と件数】
らくらく入金 :1,000円以上を楽天銀行から入金×3件
※取引件数として反映されるのは、入金の日ごと
「楽天証券」の中でお金をかけずにハッピープログラムの件数稼ぎに使えるのは「らくらく入金」です。
楽天銀行から楽天証券へ入金することでハッピープログラムの取引に該当します。
入金したお金はオートスイープを設定していると、その日の夜に自動で楽天銀行に戻ってくるので、お金を減らすことなくハッピープログラムの攻略に使えます。
前月26日~毎月25日の間で最大3件まで、ハッピープログラムの件数稼ぎに使えます。
こちらも取引としてカウントされるのは、入金のあった日ごとなので日にちをずらしてください。
「楽天銀行即時入金サービス」
【おこなう取引と件数】
楽天銀行即時入金サービス :SBI証券などへ即時入金×3回
※取引件数として反映されるのは、入金の日ごと
「楽天銀行即時入金サービス」では、楽天銀行の即時入金サービスを使って入金するとハッピープログラムの取引に該当します。
入金先はSBI証券、auカブコム証券がおすすめ。
入金したお金は次の通り、手数料をかけずに楽天銀行へ戻すことも可能です。
楽天銀行からSBI証券へ即時入金→ハイブリット預金へ自動入金→住信SBIネット銀行の代表口座へ手動で振替→住信SBIネット銀行の振込無料回数を使って楽天銀行へ振込(楽天銀行の被振込にも該当)
楽天銀行からauカブコム証券へ即時入金→auマネーコネクトの自動出金でauカブコム証券からじぶん銀行に自動で入金→じぶん銀行の振込手数料無料回数を使って楽天銀行へ振込む(楽天銀行の被振込にも該当)
個人的には、SBI証券と住信SBIネット銀行のようにハイブリット預金⇔代表口座で手動で振替作業をする必要がなく手間が省けて楽なため、auカブコム証券&じぶん銀行の方がおすすめです。
前月26日~毎月25日の間で最大3件まで、ハッピープログラムの対象です。
即時入金サービスによる取引もハッピープログラムとしてカウントされるのは、入金のあった日ごとなので日にちをずらしてください
取引合計が20件でVIPが可能
・振込・入金:被振込5~6件、pring(プリン)出金1件
・支払:pring(プリン)チャージ3件、定額自動入金1~2件
・公営競技:3件
・楽天証券:3件
・即時入金:3件
これまで紹介した取引を合計すると、上記のようにハッピープログラムの対象取引件数が20件(ギリギリですが…)になりVIPになることができます。
準備するもの、手間はかかって面倒なデメリットがありますが、お金を減らすことがなくVIPになって、ポイントを獲得できます。
興味のある方が試してください。
【注意点】取引件数の反映は取引の2日後
ハッピープログラムは取引を行うとすぐに反映されるのではなく、原則として取引の2日後に反映されます。
たとえば、11日に行った取引はハッピープログラムへ13日に反映されます。
そのため、期間の終わり方に行った取引は、次の期間の取引としてカウントされてしまう場合もあります。
24日に行った取引は26日に、25日に行った取引は27日にそれぞれ反映され、次の期間の取引として集計されます。
対象の取引が足りていない状態で、期間の最後にギリギリに取引を行うと件数が足りず、VIPになり損ねてしまうので注意してください。
工夫次第でスーパーVIPも可能、自動化も可能
自分は試していませんが工夫次第ではさらに取引件数が増やすことができ、スーパーVIPも可能です。
取引件数に制限がないのは「振込・入金」の「他行口座からの振込」、’「支払」の「その他の口座振替(自動引落)」。このあたりを狙うのがいいかと思います。
また、振込みの場合、手数料無料で振込みができたり、自動で振込んでくれるネット銀行もあります。そういった銀行をもうまく利用すると手間をかけずにハッピープログラムを攻略できると思います。