まめたつブログ

ブルーベリー栽培、ホームベーカリーなど趣味について記録するブログです

【柿の大量消費におすすめ】完熟柿のジャムを作ってみた!レシピや感想を紹介

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このページでは、完熟柿での柿ジャムの作り方や、実際に作って食べてみての感想を紹介します。

 

自宅の庭でとれた柿。

時間の経過とともに熟してしまい、このままでは腐ってしまうだけ。

たくさんの柿を腐らせてしまうのはもったいない。そこで、何か大量に消費できる方法はないかと考え、思いついたのは柿のジャム。

でも柿ジャムなんて、聞いたことがない・・・。

「柿のジャムって、見かけないけど作れんの?」と思いながら、

レシピを調べたり聞いたりして、普段料理はしない僕ですが、柿のジャムを作ってみました。

作ってみたら、ちゃんとしたジャムが完成。しかも簡単にでき、意外においしかった!

おいしくできたので、自分なりに作った完熟柿ジャムの作り方などを紹介します。

 

 

完熟柿を使った柿ジャムの作り方

 完熟柿を使った柿ジャムの分量と作り方の手順を紹介します。

ちなみに使用した柿は、指で押すと戻らないほどやわらかく熟した、”超”が付くほどの完熟柿。甘柿です。

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分量

【材料と分量】

完熟柿・・・作りたい分

砂糖・・・皮やタネを除いた柿の20~30%

 

【補足】

  • 調べてみると、砂糖の量は、柿の20~30%ほどを使うようです。
    今回使った量としては、柿700gほどに対し、砂糖は20%にあたる140g。
  • 使った砂糖は、普通の上白糖です。
  • 本来はレモン果汁を入れるようですが、そんなおしゃれなものは我が家には常備していないので使ってません。

 

作り方の手順

【手順】

(1)柿の果肉を取り出す

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柿を洗い、皮をむいてタネをとり、果肉だけにします。

触るとぶよぶよなほど完熟している柿は、包丁を使うより手で剥いた方がはやく、きれいに果肉をとることができます。かたい柿の場合は、細かく切ります。

(2)材料を火にかける

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沸騰した頃のようす

鍋に(1)の柿の果肉、砂糖を入れ、沸騰するまで中火で火にかける。

(3)とろみがでてくるまで煮詰める

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完成時のようす

沸騰したら弱火にして、柿の水分が飛び、とろみがでるまで煮詰めます。

この時、柿の形やかたまりがある場合は、時々潰しながら混ぜます。

水分がなくなり、とろみがでて、ジャムらしくなったら柿ジャムの完成です。

(4)容器に移す

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完成した柿ジャムを容器に移します。

本来はビンに入れるようですが、丁度いいものがなかったので、今回は消毒したタッパーに入れ保存。


【補足】

  • 完熟度合いのにより柿の甘さが異なります。甘いのが苦手な場合は、はじめ砂糖は控えめに入れ、煮詰めている終盤に味を確認しながら足りない分を追加することをおすすめします。
  • 今回は約50分、煮詰めました。
  • 焦げ付けに注意。

食べての感想

はじめて作った柿ジャム。肝心の味は、どうでしょう?

食べてみたら・・・。

 

美味い!

自然で濃厚な甘みが口に広がる!

味としては、干し柿に近いです。

ブルーベリージャムやいちごジャムのような酸味はなく、甘さがメイン。

皮をむくときに見えた果肉の繊維も口に残りません。完熟柿を使ったので柿の形はなく口当たりなめらかなジャムです。

食べる前は、柿ジャムなんて聞いたことないし、売ってないし、本当においしいのか?まずくはないのか?と思いましたが、

完成した柿ジャムは、まろやかな甘さがあって意外においしいジャムです。


おいしかったので、いくつかの食べ方で食べてみました。

ヨーグルト

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柿ジャムの甘さがヨーグルトの酸味を中和して、甘みと酸味のバランスが丁度良く、おいしいです。

 

生の食パンにのせて

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食パンはホームベーカリーで作ったもの。
ふわっとしたパンの食感に柿ジャムの甘さがマッチしておいしい!

 

トーストした食パンにバターと柿ジャムをのせて

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同じくホームベーカリーで作った食パンを、今度はトーストしてさらにバターをのせて。
寒いからか思いのほかバターが溶けませんでしたが、サクッとしたトーストの食感にジャムの甘さ、バターの風味が何とも言えないおいしさです!

レモン果汁を入れないで作ってみたら

今回はレモン果汁を入れないで、作ってみました。

レモン果汁を入れる主な目的は、レモン果汁に含まれるペクチンの作用でジャムにとろみを出したり、固めることのようです。

含まれるペクチンが少ないため、柿はジャムに向かないとの情報もありましたが、この完熟度合いや、分量であれば砂糖の効果でとろみが出て、固まってくれました。

レモン果汁を入れて柿ジャムを作ったことがないので、インターネット上のものとの比較ですが、

レモン果汁なしの柿ジャムは、レモン果汁ありのものと比べ色がやや濃く、水分を飛ばして砂糖の効果でとろみをつけるためか煮詰める時間が長いように感じます。

もしかしたら、とろみ具合に関しても、レモン果汁ありの方がなめらかになるのかもしれません。

でも、レモン果汁を入れないで作ってみての感想としては、レモン果汁はあった方がいいのかもしれませんが、使用しなくても問題なくジャムになりました。

砂糖の量を10%に減らして作成

完熟柿はまだあったので、砂糖の量をもっと減らすとどうなるのか?と思い、今度は砂糖の量を10%にして柿ジャムを作ってみました。

作ってみた結果、20~30%と比べ、

  • 煮詰めていて、終盤の方でとろみがつきにくい
  • 食べてみて甘さが少し減った印象(それでも甘さはしっかりあります。)
  • ジャムの色も少し薄くなった

となりました。

まとめると、柿が十分すぎるほど熟していたので甘さは減っても物足りなさは感じませんでしたが(柿の完熟度合いによると思います)、

やはりレモン果汁を入れないと、砂糖を減らした影響でジャムにとろみがつきにくくなってしまう、といった印象です。

【作っての感想】柿ジャムは簡単につくれる!

普段料理をしない人間が、初めてジャムを作ってみての感想としては、とても簡単!

皮をむく作業はちょっと面倒ですが、材料を鍋にいれて煮詰めるだけなので、作業自体は難しくありません。

煮つめている間も、弱火やとろ火であれば焦げ付かないように時々様子を見るだけなので、気軽に作れます。

料理をしない僕が言っているので間違いなく簡単です。

ジャム作りは難しい印象がありましが、作ってみるとそうでもなかった。なんでもっと早く作らなかったんだと思ったくらい・・・。

何より柿を捨てることなく消費でき、おいしいジャムも作れて、一石二鳥!作ってみてよかった思います。

熟した柿をそのまま捨ててしまうのはもったいない。完熟柿を消費するにはおすすめです。

ぜひ試してみてください。