楽天ポイント利息に1年間ポイントを預けてみました。
預けた結果、どのくらい増えたのか?
また、実際に使ってみて感じたメリット、デメリットを紹介します。
- 楽天ポイント利息とは
- 【体験】1年預けた結果
- 【楽天ポイント利息の計算方法】10,000ポイントを1年間預けた場合のもらえる利息
- 預けた翌月から利息ポイントもらうには11,112ポイント以上を預ける必要がある
- 1年間使ってみてのメリット、デメリット
- 安全に増やしたい人・大量のポイントはおすすめ、多くポイントを増やしたい人・少額ポイントは向かない
- まとめ
楽天ポイント利息とは
楽天ポイント利息は、預けているポイントに対し利息のポイントがつく仕組みです。
ポイント利息という名前ですが、ポイントの定期預金のようなものです
【体験】1年預けた結果
結果から紹介すると
元手10,000ポイントに1年で10ポイントの利息が付きました。
内容を簡単に紹介すると、以下にようになります。
10,000ポイントを預けてポイント利息をスタート。
翌月はポイントが付かず、翌々月に利息のポイントが1ポイントつきました。(翌月ではなく翌々月からポイントが付いたのは後ほど説明します。)
少額ですが、預けたポイントに対し、何もせず利息ポイントが付くのは嬉しいことです。
1年間のポイント利息の通帳です。
途中でキャンペーンの誘惑に負けて、10,000ポイントを2回追加。
元手として預け入れたポイントは30,000円になり、最初から最後まで元手10,000ポイントでなくなってしまいわかりにくですがご了承ください。
※2023/2/05の利息は、キャンペーンにより獲得したので通常より多くなっています。
結果として、
ポイントが増えるペースは、10,000ポイントに対しだいたい1ヶ月で1ポイント(1円)の利息がつき、
1年では10円の利息のポイントつきました。(12円でなく10円なのは後ほど説明します。)
10,000ポイントに対し1年で10ポイントの利息。
これを十分と思うか、少ないと思うかその人次第です。(自分は少ないかな…と思います)
【楽天ポイント利息の計算方法】10,000ポイントを1年間預けた場合のもらえる利息
10,000を1年間、楽天利息に預けたらどのくらい利息のポイントを獲得できるのか、計算してみました。
(算数・数学が苦手な自分が計算したので、計算式に間違い、わかりにくさがあるかもしれませんが、獲得できるポイントや利息の付き方がなんとなくわかっていただければと思います)
楽天ポイント利息で、10,000ポイントを1年間預けた場合、翌月には利息がもらえません。もらえるのは翌々月からで、1年間では合計10ポイントの利息ポイントが付きます。
計算方法としては、以下の通りです。
楽天ポイント利息の利率は年0.1%以上、月利では0.009%です。もらえる利息が1ポイントに満たない端数の場合は、翌月に繰り越されます。
そのため、元手10,000ポイントの場合、翌月は10,000×0.009%=0.9ポイント。整数の1ポイントにならず翌月は利息ポイントがつきません。
利息0.9ポイントは元手ポイントの10,000ポイントに加算(繰り越され)され10,000.9ポイント預けていることになります。
翌月(預けた翌々月)は、その10,000.9ポイントに10,000.9ポイント×0.009%=0.900081の利息が付きます。
翌月の利息0.9と翌々月の利息0.900081の合計が1.800081となり、利息が整数の1ポイントに達して、預けた翌々月にようやく利息として1ポイントが付きます。
計算は10,000.9×1.00009=10,001.800081の方が分かりやすいと思います。
元手+利息の合計が10,001.800081ポイント、元手10,000ポイントを超えた整数の部分が翌々月に利息としてもらえることになります。
(翌々月より先は、この計算式の場合、それまでもらえた利息も蓄積されるのでその利息の部分は差し引きます。)
例として、12月31日に10,000ポイントを預けた12ケ月間(1年間)の場合です
1月:10000 × 1.00009 =10,000.9
2月:10000.9 × 1.00009 =10,001.800081
3月:10001.800081 × 1.00009 =10,002.70024300729
4月:10002.70024300729 × 1.00009 =10,003.60048602916
5月:10003.60048602916 × 1.00009 =10,004.5008100729
6月:10004.5008100729 × 1.00009 =10,005.40121514581
7月:10005.40121514581 × 1.00009 =10,006.30170125517
8月:10006.30170125517 × 1.00009 =10,007.20226840829
9月:10007.20226840829 × 1.00009 =10,008.10291661244
10月:10008.10291661244 × 1.00009 =10,009.00364587494
11月:10009.00364587494 × 1.00009 =10009.90445620307
12月:10009.90445620307 × 1.00009 =10,010.80534760412
1月(預け入れた翌月)と11月は、利息として増えた部分が整数になっていない(11月の場合10,000.9....→10,010....になっていない)ので、利息が付きません。
そのため1年間で10ポイントの利息が付きます
預けた翌月から利息ポイントもらうには11,112ポイント以上を預ける必要がある
預け入れたからには翌月から、ポイントが付いてほしいところです。
預け入れの翌月から1ポイントの利息をもらうには
1÷0.00009=11,111.11111111111→11,112
最低11,112ポイントを預け入れる必要があります。
(途中までしか計算してないのでその後、コンスタントに最低限1ポイントつくかは不明です)
1年間使ってみてのメリット、デメリット
ポイント利息を1年間使ってみてのメリットとデメリットです。
メリット
・元本割れがないので、預けたポイントが減ることはない、ノーリスク
・一定額以上のポイントを預けておくだけで安定してポイントがつく
・いつでも追加、引き出しができる
・手数料がかからない
楽天ポイント利息は預けたポイントが減るということがなく、ノーリスクでポイントが貯まります。
少額のポイントはなかなかポイントが付きませんが、一定額のポイントは預けておくと安定してポイントが付きます。預けておくだけで安全にポイントが付くというのは魅力的です。
またいつでも追加、引き出しが可能なのことも便利です。
デメリット
・増えるペースが遅い、1ヶ月で10000ポイントに対し1ポイント
・預けることができるのは通常ポイント、期間限定ポイントは使えない
ノーリスクでポイントを貯めることができますが、ポイントは増えづらいです。
預け入れた10,000ポイントに対しだいたい1ヶ月で1ポイント、1年で10ポイントなので、増えるペースは遅いです。
楽天は通常ポイントより期間限定ポイントのほうが貯まりやすいです。そのポイントを預けることができないのも欠点です。
安全に増やしたい人・大量のポイントはおすすめ、多くポイントを増やしたい人・少額ポイントは向かない
楽天ポイント利息は預けたポイントが減らないので、せっかく貯めたポイントが減るのが嫌な人、堅実に貯めたい人に向きます。
逆に減るリスクがあってもより多くのポイントを貯めたい人には楽天サービスの中では、ポイント運用、楽天証券を通じたポイント投資の方が向きます。
また、少額のポイントを預ける場合、ポイントが増えるペースがとても遅いので向いてません。
例えば12月31日に1,000ポイント預けると、初めて1ポイント利息が付くのは翌年の12月5日。約1年後にようやく利息として1ポイントもらえることになります。
100,000ポイントの場合は1年間で108ポイントの利息が付くので多くのポイントを持っている人は増える実感があり向いていると思います。
でも通常ポイントで100,000ポイントなど多額のポイントを持っている人ってそんなに多くはないですよねぇ…。
まとめ
楽天ポイント利息を1年間使ってのまとめです
・10,000ポイント預けたら1年で10ポイント利息がもらえた
・メリットは預けているポイントが減らないので安全に増やすことができる
・デメリットは利息のポイントが増えるペースが遅い
・堅実派・大量にポイントを持っている人に向き、たくさんポイントを増やしたい・少額の預け入れは向かない