瀕死の状態のアボカドの様子
栽培しているアボカドが瀕死の状態になってしまいました(+_+)
原因は、寒さによる凍害と考えられます。
当地は東北・山形。
発見したのは1月末。
撮影場所が狭いので全体を写せず、わかりにくくすいません。
葉の状態としては、
- 葉脈を中心に茶色に変色、変な模様のようなものが浮き上がっている。
- みずみずしさやハリがない。
- 箇所によっては内側に丸まっている。
茎も緑色ではなく白っぽい。(これは異常なのかわかりません)
頂点は完全に枯れています。
うまく言えないですが、水がなくなってしおれているのではなく、そのまま凍えて生気を失っているような印象を持ちます。
原因は凍害の可能性が高い
原因は高い確率で低温による凍害。
水が切れて乾燥したことも考えましたが、
- アボカドは、そもそも耐寒性がほとんどないこと
- 土が湿っていたこと
- 昨年、乾燥でしおれてしまったときは葉が垂れ下がるようにしおれ、その時と様子が違っていること
これらのことから凍害にあったと考えました。
このアボカドはスーパーで購入し種から育てているものなので、品種としてはおそらく「ハス」(の実生)。
いくつかのサイトによると、「ハス」の耐寒温度は約-2℃。
アボカドの置き場所の温度を実際に測っていないのではっきりとは言えませんが、
今冬は寒さが非常に厳しく、アボカドがその耐寒温度を上回る寒さに負けてしまったと考えられます。
管理場所について
ではなぜ、アボカドが耐寒を上回る寒さに当たってしまったのか?
それは単純に置き場所に問題があったからです。
管理状況として、アボカドを置いていたのは玄関の風除室。
この厳しい寒さの冬の中、風除室で管理したのもよくなかったと思いますが、さらにその風除室内での置き場所に問題がありました。
被害のアボカドは、より外気が伝わりやすいガラス戸のそばに置いてしまっていました。
外よりは気温が高い風除室内ですが、隔てているのはガラス一枚。しかも寒さの影響を受けやすいガラスのそばにあったので凍害を起こしたのだと思います。
それより内側に置いてあるアボカドは、葉の色は少し悪いものの状態は悪くない様子です。
今となってはですが、もう少し内側の位置(もしくは室内)に置いていたら、もしかしたら被害を妨げたのかもしれません。
- 昨年、一昨年と今年と同じ置き場所で凍害は受けていなかった
- 先月(1月)の上旬~中旬だったかの数年に一度の大寒波と報道された寒さでは、アボカドに異常がなかった
このことから完全に油断してしまっていました。
それまでの寒さでエネルギーを使い果たしてしまったのか、アボカドは短時間の低温なら耐えることもできるとの情報も見受けられるのでその時は耐えられても凍害を起こした時は長時間の低温だったのか、水をやるタイミングや量に問題があったのか・・・
アボカドのことを詳しくない自分としては、凍害になってしまったことについて色々考えてしまいますが、明確なことはわかりません。
結果的にアボカドが凍害にあってしまいました。
寒冷地での冬の寒さでは室内に取り込むのが安全なんでしょうが、大きくなってくると、鉢や土を含む重さやスペースを考えると簡単にはいかず。
雪国でのアボカド栽培は難しいですね…。
完全に枯れていないことを願って、温かくなったらまた強めに切り戻してみたいと思います。