渋柿を電子レンジで加熱すると渋が抜けるということはあるのか?と疑問に思い、
実際に渋柿を電子レンジで加熱してみました。
結果を紹介します。
渋柿を電子レンジで加熱して渋抜きしてみた
試した手順は以下の通りです。
薄くカット(スライス)、厚くカット(くし切り)の順に2パターン試してみました。
1.柿をくし切り、またはスライスにカット
2.皿に載せ、ラップをして、電子レンジで加熱
3.完成
【薄くカット(スライス)】
加熱時間は、600Wで40秒。
電子レンジをかけ過ぎたのか形が崩れてしまいました。
食べてみると、
甘く、あたたかく、とろとろ食感。渋みは少し残ります。我慢すれば食べることができるレベル。
【厚くカット(くし切り)】
加熱時間は、600Wで1分。
30秒で形あったので30秒追加したら、溶けたようになってしまいました。少し時間が長すぎたようです。
食べてみると
甘く、ドロドロな食感ですが、渋みが終わりに残ります。スライスより渋みあります。こちらも我慢すればなんとか食べることもできる渋さ加減ですが、食べるのは避けたいです。
薄くカット、厚くカットともに、トースターで焼くより渋は弱く感じます。
【結果】
渋柿を電子レンジで加熱しても、薄くカット、厚くカットともに渋は少し残る。
焼酎をかけて電子レンジで加熱を試してみる
電子レンジで加熱するだけでは渋は抜けませでした。
焼酎をかけて電子レンジで温めると渋が抜けるという情報を見かけます。
そこで、実際に試してみました。
手順は以下の通りです。
柿の皮をむき、切れ込みを入れます。
ラップに載せて、焼酎小さじ1をかけ、ラップでくるみます。
電子レンジで600wで40秒加熱
完成です
果たして渋は抜けるのか?
粗熱が取れたのを待って、確認してみると
表面はやわらかく、とろとろしてそうな見た目。
食べてみたのですが、渋みは普通に感じます。
念のためさらに30秒加熱してみました。
さらに柔らかくなりましたが、食べても変わらず渋い。
焼酎+電子レンジ加熱は、自分の方法が悪かったのか、わが家の柿との相性が悪かったのか、渋は抜けませんでした。
まとめ
渋柿を電子レンジで加熱してみると、
薄くカット、厚くカットともに渋は少し残ります。
トースターより渋は弱く感じますが、渋が残るので渋抜きには向かないように思います。
焼酎をかけて電子レンジで温めても渋は抜けませんでした。