夏のホームベーカリでのパン作り。
「それまでと同じ分量でパンを作っているに、夏になったら生地がべちゃついて完成したパンがいびつな形になってしまう」
といったことが、おこってしまいました。
冷水を使い、材料を冷やしても効果はなく、変わらずべちゃべちゃの生地。完成したのは形の悪いパン。
そこで、水を減らしてみた結果、改善の傾向が見られたので簡単に紹介します。
夏、生地のべちゃつきを抑えるにはいくつか方法がある
夏にパンを作ると、ホームベーカリーに限らず、温度が高いことにより生地がべちゃついてしまうことがあるようです。
その対策としては
・冷水を使う
・材料を冷やす
・水を減らす
・部屋を涼しくて、ホームベーカリーの温度を下げる
といった方法があるようです。
このうち、冷水を使う方法、材料を冷やす方法を試してみましたが、結果は変わらず。生地がべちゃついて、いびつなパンになってしまいました。
これは冷水を使う方法、材料を冷やす方法が悪いということではないです。
そもそも自分が使う水の量が多かったこと、
いくら冷水や冷たい材料を使ったとしても部屋が暑いことでホームベーカリーも温まってしまい、生地温度も高くなってしまったこと、
これらのことにより、水や材料を冷やしただけでは大きな効果は出なかったのではないかと思います。
本当はホームベーカリーごと部屋を冷やせばいいと思いますが、何せエアコンがないのでできません。
いつも通りに水180gでパンを作ったらいびつなパンに
いつもは水の量180gで、ホームベーカリーでパンを作っています。
それが夏になったら、こねの段階で生地に強いべちゃつきが出てしまいました。
できあがったパンも膨らみに差があり、いびつな形です。
対策として、冷水を使う、材料を冷やすといったことをしてみましたが、効果はなく、
そこで、水を減らしてパンを焼いてみました。
水を170gに減らした結果
改善策とし水の量を170gに減らしてみました。
水180gのときと違い、こね段階の生地に強いべちゃつきはなくなりましたが、それでも生地はべちゃつきや緩さがあります。
できあがったパンも変わらず形が悪いです。過発酵のようにも見えます。
改善傾向はありましたが、問題解決にはなりませんでした。
食べてみると、水を減らすことで味がより濃くなって、使ったバターの風味を感じます。
食感はかたいパンではないですが、柔らかさが減って、ややかたさが増した印象です。
水を160gに減らした結果
水の量が170gでもいびつな形は変わらないので、160gに減らしてみました。
その結果、こねの段階でそれまであった生地のべちゃつきがなくなりました。
完成したパンも水の量が170gや180gのパンのように形が悪くないです。
改善成功です!
でも、こねの段階での生地が部分的にパサついてつながりが悪くなったので、今度は逆に水の量を減らしすぎたのかもしれません。
水の最適量は、温度や粉の状態で異なると思います。夏場のパン作りは難しいですね…。
食べてみると、水を減らしたので、水の量が170gや180gのパンよりは噛み応えを感じます。
決してかたい食感ではないですが、ふんわりさが減って、やや噛み応えを感じるパンになった印象です。
味は、水を減らしたので、凝縮されてます。使ったバターの味をより強く感じ、牛乳の風味あるバターのまろやかなコクがふんわり広がっておいしい味わいです。
水を減らすと、ふんわりとした食感が減りますが、味が凝縮されて濃くなります!
まとめ
夏のホームベーカリーでのパン作り、生地がべちゃついて形の悪いパンができてしまう場合の解決方法として、
水を減らすと、生地のべたつきが改善され、いびつな形でもなくなりました。
食べてみては、
食感については水分を減らした分、やわらかさが減ってやや噛み応えが増しますが、
味が濃くなって使う材料の味を感じやすくなります。
いつまでたってもホームベーカリー初心者から抜け出せず、水の量160gのパンも完全にきれいなパンとはいきませんが、ある程度は改善はできたと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。