ホームベーカリーで豆乳を使って、食パンを焼いてみました。
Googleで「ホームベーカリー 豆乳」で検索すると「膨らまない」というキーワードを見かけます。
本当に膨らまないのか、実際に作ってみました。
食べての感想を紹介します。
使用するホームベーカリーは、siroca(シロカ)のSHB-512です。
ホームベーカリーで作った豆乳食パン、膨らみ具合は普通
水を豆乳に置き換えて、ホームベーカリーでパンを作ってみたら、ちゃんと膨らんでくれました。
高さは約11.5㎝。
よく膨らんだというわけではありませんが、膨らみが弱くなったということはありません。
水で作った場合は11~12㎝なので、膨らみ具合としては普通です。
Googleで「ホームベーカリー 豆乳 膨らまない」というキーワードを見かけたので心配でしたが、膨らんだ食パンが完成しました。
見た目は、焼き色が少し濃くなります。
一部ぼこっとなっているのは、豆乳は生地のつながりを悪くするそうですが、その影響が出たのだと思います。
同じ「乳」である牛乳よりは膨らみはよくないです。
豆乳食パンの分量と作り方
今回作った豆乳食パンの分量(1斤)です。
強力粉・・・250g
豆乳・・・200ml1本分(206g)
砂糖・・・18g
バターなどの固形油脂・・・15g
塩・・・3g
イースト・・・2.7g
※油脂については、より豆乳の味を確認したかったので、今回はショートニングを使用しました。
【豆乳の分量について】
豆乳の量ですが、豆乳は約9割が水分のようです。そのまま置き換えると水が1割ほど不足しています。
そのため、不足分の1割を補うように、必要な水分量に1.1をかけて簡便的に使う豆乳を計算しました。
必要な水分量180g×1.1=198g
これは水の代わりに牛乳を使う時と同じ方法です。
今回使った豆乳は『キッコーマン 調製豆乳』200ml
計測したら1本206gだったので、そのまま全部使いました。
【作り方】
作り方は、水の代わりに豆乳を使うだけです。
ケースに豆乳を入れ、
強力粉やその他の材料、最後にドライイースト入れて準備完了です。
食パンコース、焼き色「うすい」で作りました。
食べての感想は、ふんわり食感にほんのり豆乳の味
完成した豆乳食パンを食べてみたところ、
水で作った食パンよりふんわりとした食感が増して、おいしいです。
豆乳の味は強くはないですが、ほんのり感じられます。
豆乳が味をまろやかにして、少しですがパンの味にコクがあるように思います。
使った豆乳は調製豆乳
豆乳には「無調製豆乳」と「調製豆乳」があります。(ほかにも豆乳飲料があります)
違いは、含まれる大豆固形分の量(無調製豆乳は8%以上、調製豆乳は6%以上)と、原材料に大豆以外のものを使用しているかどうかのようです。
今回使った豆乳は、調製豆乳です。
原材料を見たところ、大豆固形分は7%、大豆のほかに砂糖やこめ油、天日塩が含まれています。
無調製豆乳より大豆固形分が少なく、砂糖やこめ油が含まれているため、膨らみやすかったのかもしれません。
豆乳食パン、ふんわりして、ほんのり豆乳の味がしておいしかったです。自宅に豆乳が余っていたら作ってみてください。