まめたつブログ

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斑入りカポックを冬の室内で挿し木してみました。根は出るの?

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知人から頼まれた、斑入りカポックの挿し木。

枝を使って斑入りカポックを増やしてほしいとのことですが、時期が12月と冬。

冬の寒い時期に挿し木をして成功するの?と思ったのですが…。

とりあえず試してみました。

「冬の室内でもカポックの挿し木は成功するのか?」

挿し木をしてみての様子を紹介したいと思います。

斑入りカポック、今回おこなった挿し木の方法

今回、自分が素人なりに行った挿し木の方法を紹介します。

【準備したもの】

・カポックの枝
・土(今回はコメリで購入した挿し木用)
・鉢


1.枝を約10cmにカットします。(後から切り口をカットすることを考えて少し長めにした方がいいと思います。)

2.下の葉を取り葉を2~3つに。さらに、蒸散を防ぐため葉を半分くらいの大きさにカットします(半分へのカットはしなくてもいいかもしれません)

3.土に挿す挿し穂の切り口を斜めに長めにカット、さらに反対側を短めにカット(面倒な時は片面だけでいいです)

4.2~3時間ほど水に浸しておきます(冬なので温かい室内で)

5.その間に鉢に土を入れて準備します。

6.水に浸しておいた挿し穂(枝)の約3分の1くらいを土に挿します。

この時、割りばしなどで穴を掘りながら挿すと切る口を傷つけるのを軽減できます。

土によっては水をかけてからの方が枝を挿しやすい時もあります。

最後に水をかけ完了

カポックの挿し木は、温かい室内で管理します。

斑入りカポック、挿し木の経過

挿し木をスタートしたのは12月上旬。

寒いので、挿し木を置く場所は暖房により一定の温度を確保できる居間。

環境としては、以下の通りです。

場所:室内(居間)
温度:日中は暖房をつけるので17~20℃
   夜は暖房を切るので1~5℃(最低気温)
照明:室内の照明のみ
時期:12月上旬~

水やりは土の表面が乾燥気味になり色が変わってきたらおこないました。

 

全部で4本の挿し木をしました。以下は挿し木の経過です。

【~1ヶ月後までの様子】

挿木をしてから約1ヶ月経過しましたが、特に変化はありません。

【~2ヶ月後までの様子】

挿木をして1ヶ月半(2月上旬)、小さな芽が出てきました。(この段階で根は出てるんですかね?

その後、挿し木から2ヶ月経過。

発芽した芽は、本当に少しずつですが大きくなっています。

その他の枝はまだ発芽の兆しはありません。むしろ枝がしわしわに…。

【~3ヶ月後までの様子】

2ヶ月半経過し、一部の挿し木の葉が黒く変色してしまいました。環境としてはよくないのかもしれません。

 

3ヶ月経過し、発芽した芽は少しずつ成長。

他の挿し木もようやく芽が出てきました。

一部の挿し木は、見てわかる発芽などの変化はありませんが、

鉢の下を見てみると根がでていました。

3ヶ月もすれば発根しているようです。

画像にはありませんが、しわしわになってしまった挿し木は、その後に葉が茶色になり自然に落ちてしまいました。

それでも水をかけると枝のしわが回復し根も確認できました。

(寒いので水やりは控えめにしたのですが、それがしわしわになった原因かもしれません)

最終的な結果、4本中4本発根

【結論】冬に挿し木をしても日中の温度が確保できれば発根する

斑入りカポックは、寒い時期に挿し木をしても室内など温度が確保できる環境では根は出るようです。

挿木が下手の自分でも成功するということはカポックは成功しやすい植物だと思います。

ノーマルタイプよりは弱いのでは?

今回試した斑入りカポックの挿し木は、すべて成功。

しかし、その後・・・。茎の株元のところから黒く変色してしまいました。5月のこと。

原因は室内の風通しの悪い所に置いていたので水はけが悪く腐ってしまった、のだと思います。

このような挿し木が他にもう1本。

根が出たカポックの半分が枯れてしまいました。

以前にこの時期よりもう少し早く挿し木をしたノーマルタイプ(斑入りでない)のカポックはすべて成功。その後も枯れることはありませんでした。

このことから、斑入りはノーマルより弱い品種なのではないかと思います。

まとめ

斑入りカポックを冬の室内で挿し木してみてのまとめです。

・斑入りカポックの挿し木は、寒い時期でも室内で温度が確保できれば、成功する(成功率は下がるかもしれません)

・約3ヶ月もあれば発根する

・その後に枯れてしまったことから、斑入りカポックはノーマルタイプより弱い品種と予想