三月上旬、とある日の朝。
台所のシンクに向かうと、視界に入ってきたのは、今まで見たことのない台所洗剤『ジョイ』の姿。
とりあえず
なんじゃ、こりゃ!!
と、心の中で叫んでみる。
見た感じ白く濁ってる。よく見ると分離しているようにも見える。少し気持ち悪くも思う。
ちなみにこれが本来のジョイの姿(詰め替え用のジョイ。こっちは全く異常がない。)
今まで見たことがない。どうしてこうなってしまったのだろうか?
寒さで凍ってしまったのだろうか。でも、今までもその日より寒い日はいくらでもあったが凍った台所用洗剤なんて見たことがない。
洗剤が腐ってしまったのだろうか。そもそも菌などを殺す役割がある洗剤が腐るのか?これも考えにくい。
何かジョイさんの機嫌を損ねることをしてしまったのか、
そりゃあ、洗剤なんでスポンジにつけるときにジョイさんを逆さにしたり、強めに絞ったりしたことがあるが、特別手荒なことは思い当たらない。
ジョイさんに直接聞いてみる。
「なんでそうなってしまったの?何か気に障ることでもした?」と心の中で言ってみる。
これは声に出して聞いてみないと意味がないか。
改めて
「なんでそうなってしまったの?何か気に障ることでもした?」
ジョイさんは答えてくれない・・・。
原因は?
考えても原因がわからないのでググってみた。
凍ってしまったのか?腐敗してしまったのか?それともそれ以外が原因なのか?検索しても、納得するような情報は見つからない。
むしろ、洗剤は寒さで凍りにくいという情報があった。また、節約目的のため水で薄めて使っていると凍りやすく固まってしまうようだ。
そのときは、それ以上のことはわからずあきらめたのだが、後で家族に聞いてみると母が元の容器に入っていたノーマルタイプのジョイが使い終わらないうちに濃縮タイプのジョイを継ぎ足したようだ
これが原因なのかはわからない。でも、家族の話とその日の朝は氷点下になるほど寒かったことを考えると、タイプの違うジョイを足してまったことでジョイが変質してしまい凍りやすくなってしまったのではないかと考えられる。(的外れかもしれないが…)
その後の様子
その日は白く濁ったまま、元の姿には戻らなかった。
それから数日たった様子がこちら。
完全ではないもののいつものジョイさん戻りつつある。
どうやら気温の上昇とともに戻っている。原因は断定できないが、やはりこの固まった現象自体は凍っているようだ。
ジョイさんをただの鑑賞物とするなら問題はないが、洗剤としての機能を発揮してもらわないと食器の汚れが落とせない。固まったままだと、なかなか出てこなく使いにくいというデメリットある。
一方でスポンジにつけ過ぎるということがないので、節約になるメリットもある。
さらに数日後
気温が上がると元の姿に近づいてくれるが、最低気温が氷点下の日には白く濁り、分離してるようになり、再び固まってしまう。
最低気温が氷点下になった先日の様子。
今朝の様子。そこまで寒くはないため(天気アプリで確認すると氷点下1度)、固まるとまではいかなかったが、分離したようになった。
依然として寒い日は機嫌を損ね固まってしまうジョイさん。だが、最近は日中の気温が高くなっていることで機嫌が直りやすく、元の姿に戻るのもはやい。
もうすぐ4月。これから春を迎え最低気温も上昇すれば、少し寂しい気もするが、もうジョイさんが固まることもないだろう。
以上寒くなると機嫌が悪くなって凍ってしまう我が家の『ジョイ』さんの話でした。